THE BLUE HEARTSの名曲を爆弾ジョニーがカバー!大泉洋 主演『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』

大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した、渡辺一史による書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」の実写化となる、大泉洋主演、高畑充希、三浦春馬共演の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が12月28日より公開となる。このほど、劇中に北海道出身バンド・爆弾ジョニーが登場し、THE BLUE HEARTSの名曲「キスしてほしい」を披露していることが明らかになった。

本作は、幼少期から難病にかかりながらも自らの夢や欲に素直に生きた鹿野靖明と、彼を支えたボランティアたちと家族の実話の物語。12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病「筋ジストロフィー」を発症しながらも人生を駆け抜けた鹿野靖明を演じるのは、同じ北海道で生まれ育ったという共通点を持つ大泉洋。鹿野本人が愛用していたものとそっくりの度が強い分厚いメガネの下に、わざと視力を落とすためのコンタクトレンズを装着、さらに食事制限と走り込みで最大10キロの減量をして撮影に挑んだ。鹿野のボランティアとして参加し心を通わせていく女子大生・安堂美咲には高畑充希、美咲の恋人で医学生の田中久を三浦春馬が演じる。

爆弾ジョニーは、鹿野がボランティアの田中(三浦春馬)や高村(萩原聖人)に付き添われ、惚れ込んだ美咲(高畑充希)との野外でのジンギスカンデートシーンで登場する。ジンギスカンを頬張る隣で、突然ライブがスタートし、そのライブで披露されるのが、THE BLUE HEARTSの「キスしてほしい」である。爆弾ジョニーによる演奏が流れると、同曲が好きだという美咲がステージに駆け寄り、鹿野も参加。「ロックは好きじゃない」と口にしていた鹿野だったが、楽曲にあわせて車いすながらもノリノリでライブを楽しむシーンとなっている。

■爆弾ジョニー コメント
我らが地元、北海道での物語を題材にし北海道が生んだスター、大泉洋さんが主演されている今作に大好きなTHE BLUE HEARTSの楽曲を演奏するという形で携われた事を嬉しく思ってます。是非、劇場にて北海道の空気を感じて下さい。

■プロデューサー石塚慶生(松竹) コメント
鹿野さんとヒロインの美咲を運命的に結びつけることになる「キスしてほしい」。この名曲をカバーで使わせていただけることになり、最初に頭に浮かんだのは『日々ロック』でも仕事をした愛しきバンド→爆弾ジョニーでした。夢のカバーが実現して、ただただ嬉しいです。生きる力が湧いてくるライブシーンは映画の中で最もエキサイティングなシーンになりました。サンキューロックンロール!!

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
12月28日(金)全国ロードショー
監督:前田哲
原作:渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
脚本:橋本裕志
主題歌:「フラワー」ポルノグラフィティ(SMEレコーズ)
出演:大泉洋 高畑充希 三浦春馬 萩原聖人 渡辺真起子 宇野祥平 韓英恵 竜雷太 綾戸智恵 佐藤浩市 原田美枝子
配給:松竹

【ストーリー】 札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボランティアの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!最初は面食らう美咲だが、鹿野やボランティアたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

©2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会