松田凌、玉城裕規らの新場面写真&キャスト9名よりコメント!映画『ONLY SILVER FISH –WATER TANK OF MARY’S ROOM』

2018年1月に紀伊國屋ホールで全15公演を行いソールドアウトした舞台「ONLY SILVER FISH」を、同じ出演者が別のキャラクターを演じ、新たなストーリーとして映画化した『ONLY SILVER FISH –WATER TANK OF MARY’S ROOM』が11月24日より公開となる。このほど、本作の新場面写真がお披露目となり、併せて、キャスト9名より本作の注目ポイントについてコメントが寄せられた。

▲松田凌

本作は、舞台「煉獄に笑う」や「戦国BASARA」シリーズの人気舞台演出家・西田大輔の映画監督デビュー作。“古い屋敷に置かれた大きな水槽の中にいる、オンリーシルバーフィッシュと呼ばれる一匹の寂しい魚の名前を知る事ができれば、過去を振り返ることができる”という舞台版と同じ設定で、演劇界では第一線で活躍してきた西田監督が新たにストーリーを執筆した。撮影は、『淵に立つ』、『飢えたライオン』の根岸憲一が務める。

キャストには、ドラマ「男水!」で初主演を飾った松田凌、「Annie」のアニー役でデビュー後、宮本亜門演出舞台や大人計画の舞台などに出演している皆本麻帆、舞台「弱虫ペダル」「ライチ☆光クラブ」「里見八犬伝」に出演した玉城裕規、今年のAKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙で18位に選ばれた高柳明音(SKE48)、舞台「~崩壊シリーズ~」や斬劇「戦国BASARA」シリーズに出演の伊藤裕一、舞台「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-」の山口大地、舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇で朴朔子役を演じた小槙まこ、2017ジェフユナイテッド市原・千葉オフィシャルサポートチーム「アキュアマーメイド」の双松桃子、ミュージカル「レ・ミゼラブル」や「Endless SHOCK」などの舞台だけでなく声優としても活躍する菊地美香、小林賢太郎プロデュース公演常連の辻本耕志、舞台「銀河英雄伝説」の中村誠治郎、演劇ユニット「時速246億」主宰、「あさりど」の川本成ら多彩な顔ぶれが揃った。

また上映館では、西田監督の2000文字以上のインタビューも掲載した、ネタバレ満載のパンフレットも販売。さらに、シネ・リーブル池袋にて上映後のトークイベントの開催も予定している。

▲皆本麻帆

▲玉城裕規

▲高柳明音(SKE48)

▲伊藤裕一

▲山口大地

▲小槙まこ

▲双松桃子

▲菊地美香

▲中村誠治郎

▲辻本耕志

▲川本成

キャスト コメント

■高柳明音(SKE48)(チョーカーの女役)
1回目は何も考えずに 2回目は初見を踏まえて推理し 3回目は答え合わせ でもたった“3回”で全てが解けたらすごいですね。そんな挑戦状のような映画になってます。

■伊藤裕一(赤ボールペンの男役)
僕の印象ですが、西田さんは舞台では照明効果にこだわりをもっていらしたように感じます。その繊細さは、映画の中でも、光や色として表現されているように思えました。美しい映像も今作の見所だと思います。

■山口大地(トランペットの男役)
今作の一番の面白いところは、それぞれがここに集まった目的や理由が交差した瞬間だと思います。点と点が繋がるシーンが後半連続して起こるので、序盤からしっかり目を凝らし点を拾い集めて下さい。よりONLY SILVER FISHの世界を楽しめると思います。

■小槙まこ(バレッタの女役)
想像が出来ないまさかの連続と、舞台とは違った新しい結末までの道のりを推理小説の世界に飲み込まれたと思って、謎解きを楽しんで観て頂ければと思います。一人ひとりの表情や視線、言葉が色々と裏切っていくので、是非そこも注目してみてください。

■双松桃子(ドーナツを食べる女役)
内容はとっても難しいですが観れば観るほど理解をすれば面白いですし、新しい発見があったり、見終わったあとにみなさんそれぞれ考えることがある作品だと思います。みんなが濃すぎる役なのでとにかく全員に注目して欲しいです。わたしはとにかくドーナツ食べまくってます。笑

■菊地美香(バッグハンガーの女役)
ミステリー小説を読み進める感覚で、ぜひもう1人の参加者として観て頂きたいです。ラストにドキッとすると思います。兎にも角にも個性的なメンバーですから、早目にお気に入りを見つけて、そこを追いかけても楽しんで頂けるのではないでしょうか?ぜひ、何度も視点を変えて観て貰いたい作品です。

■辻本耕志(ハンドグリップの男役)
この映画は非常に難解な作品ですので、何回も見て、謎に気づいていってもらい、自分なりの「なるほど」を獲得してほしいです。それと、場面場面の色彩が綺麗なので、そこも注目してもらいたいと思ってます。

■中村誠治郎(銀コインの男役)
自分がこの映画に感じるのは難しさだと思います。初めて台本を読んだ時もかなりわからないことがたくさんありました。だけど、何度も読んだり監督の西田さんや共演者と話する度に、そういうことか!と、あとで気づいて鳥肌が立つ事が多かったです。なので、是非この映画を見る際は『難しい映画』として見ていただけたらなと思います。本当に何回か見ると新しい発見のある不思議な映画です。是非お楽しみください。

■川本成(懐中電灯の男役)
この映画は観る度に見え方が変わる映画だと思いますからやっぱり欲を言えば何度か観て欲しいです。しかも最初に観た時の感覚は1度しか味わえませんし、2回目はもう絶対に見方が変わる訳ですから、その一回一回、「自分がどう観たのか」を楽しんで欲しいですねえ。

『ONLY SILVER FISH –WATER TANK OF MARY’S ROOM』
11月24日(土)よりシネ・リーブル池袋にて公開他、全国順次公開
監督・原作・脚本:西田大輔
撮影:根岸憲一
音楽:和田俊輔
出演:松田凌 皆本麻帆 玉城裕規 高柳明音(SKE48) 伊藤裕一 山口大地 小槙まこ 双松桃子 菊地美香 辻本耕志 中村誠治郎 川本成
配給:ベストブレーン

【ストーリー】 人里から離れた古い洋館。その屋敷に置かれた大きな水槽の中には、ONLY SILVER FISHと呼ばれる1匹の魚がいる。そこに集まった、黒ネクタイの男(松田凌)、ネックレスの女(皆本麻帆)、白ネクタイの男(玉城裕規)、チョーカーの女(高柳明音)ら、名前も素性もわからない十数名の男女。そしてその中の一人が持っていた招待状には、次のような謎の言葉が…。「ようこそ。消したい過去のある皆様へ。取り戻すことのできない過去を取り戻す幸運さをその魚は知っている。但し、その魚の名を当てる事が出来れば、一度だけ、過去を振り返ることができる」。そして、それぞれが持っている招待状の指令によって、一人、また一人とその場にいる人間が殺されていく。なぜこんな不条理な連続殺人が起きるのか?なぜ彼らは洋館に集められたのか?恐るべき陰謀による、時空を超えた命がけのゲームが、今、始まる!

(c)2018「ONLY SILVER FISH」製作委員会