全世界興収1億7,300万ドルを突破し、『ロッキー』シリーズにおけるナンバー1ヒット作となった『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)の続編『CREEDⅡ』(原題)が、邦題『クリード 炎の宿敵』として2019年1月11日より公開されることが決定した。併せて、日本版予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
前作『クリード チャンプを継ぐ男』は、アドニスとロッキーの世代を超えた友情、リアルでダイナミックなファイトシーン、ひたむきに夢を追い求める姿が共感を呼び大ヒットを記録し、円熟した演技を披露したシルベスター・スタローンがゴールデン・グローブ賞助演男優賞に輝いた。
本作では、主人公アドニスとその師匠ロッキーの前に新たな最強の宿敵が登場。挑戦状を突きつけるのは、33年前に公開された『ロッキー4/炎の友情』(1985)で父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクトル。同作で、ソ連から送り込まれたドラゴとのエキシビジョンマッチに挑んだアポロ・クリードは、猛烈なパンチを浴び続け、ついには帰らぬ人となってしまう。自分に代わって挑戦を受けたアポロを失ったロッキーは、無謀な戦いを止められなかったことを悔やみ続け、親友アポロの雪辱を果たすために戦うことを決意。ファイトマネーはゼロ、アウェイでの非公式試合という最悪の条件でファイトを受け入れたロッキーは、モスクワの過酷な雪原での厳しいトレーニングを経て、殺人的なパワーを持つドラゴとの15ラウンドの死闘の果てに、遂にアポロの雪辱を果たしたが…。
主人公アドニスを演じるのは、『クリード チャンプを継ぐ男』、『ブラックパンサー』と話題の大作への出演が続くマイケル・B・ジョーダン。ロッキー役を引き続きシルベスター・スタローンが務める。さらに、宿敵イワン・ドラゴをドルフ・ラングレン、その息子にして今作の対戦相手ヴィクトル・ドラゴにはフローリアン・ムンテアヌが起用された。また、前作同様、ビアンカ役のテッサ・トンプソン、養母役のフェリシア・アシャッドらが顔を揃える。監督は、『ブラックパンサー』を世界的な大ヒットに導いた前作のライアン・クーグラーから、今作は次世代の若き才能に託すべきだと考えたスタローンによって大抜擢された新鋭スティーブン・ケープル・Jr.にバトンタッチされた。
『クリード 炎の宿敵』
2019年1月11日(金) 全国ロードショー
監督:スティーブン・ケープル・Jr.
出演:シルベスター・スタローン マイケル・B・ジョーダン ドルフ・ラングレン フローリアン・ムンテアヌ テッサ・トンプソン フェリシア・アシャッド
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意する。父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、<偉大な父>を超えるため―。アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいた時、リングの先で見つけた人生の<答え>とは―。
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