シルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダンらが登場!大坂なおみにラブコール!『クリード 炎の宿敵』ワールドプレミア レポート

全世界興収1億7,300万ドルを突破し、『ロッキー』シリーズにおけるナンバー1ヒット作となった『クリード チャンプを継ぐ男』の続編『クリード 炎の宿敵』が2019年1月11日より公開となる。このほど、11月21日の全米公開に先立ち、現地時間11月14日にニューヨークのAMCロウズ・リンカーン・スクウェアにてワールドプレミアが行われ、キャストのシルベスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、ドルフ・ラングレンらが登場した。

ワールドプレミアには、シルベスター・スタローンをはじめ、アメリカの大人気トーク番組「エレンの部屋」で大坂なおみ選手が好きな俳優として名前を挙げ、SNSで大いに話題をさらったマイケル・B・ジョーダン(アドニス・クリード役)、『ロッキー4/炎の友情』でロッキーのライバルを演じたイワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレン、アドニスの妻ビアンカ役を演じたテッサ・トンプソン、ドラゴの息子ヴィクター役に大抜擢されたルーマニアの現役ボクサー、フロリアン・ムンテアヌ、そして本作の監督を務めたスティーブン・ケイプル・Jr.が来場した。

多くのメディアやファンに囲まれ登場したシルベスター・スタローンの横には、妻のジェニファー・フラビンと娘の姿もあり、マイケル・B・ジョーダンと2ショットを撮影するなど、終始にこやかな表情だった。

取材に答えたマイケル・B・ジョーダンは、彼の大ファンである大坂なおみについてメッセージを求められると、「なおみ、君のチケットもあったのに残念だ!でも、仕事で忙しいんじゃ仕方ないね。君の素晴らしい業績も知ってるよ、おめでとう。次回は必ず来てよ!」と大坂なおみにラブコールを送った。また、日本のファンには「前作から比べてそれぞれの役柄が成長したし、ビアンカやロッキーとの関係性、自分自身との向き合い方、父親との事だったり、とにかく色んな傷の修復や成長が見える。アクションもあるし、ドラゴたちも戻ってきた。恨みもあればリベンチマッチもある。とにかくフルコースだよ」と期待を高めるコメントを述べた。

今回33年ぶりにイワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンは、「こんばんは、ジャパン」と日本のファンに笑顔で挨拶し、スタローンとの5度目の共演について「本当に特別だった。33年ごしでドラゴとしてロッキーと対決できて本当に幸せだよ。エクスペンダブルズでは彼と同じ側だったからね。彼は聡明で影響力があるが親しみやすく、俺やフロリアンにアドバイスをくれたよ」とコメント。ヴィクター・ドラゴ役を演じたフロリアン・ムンテアヌも、スタローンやマイケルとの共演について「撮影中はキャスト全員がお互いに助け合い、誰一人としてエゴを持った者はいなかった。家族みたいにまとまって、お互いにサポートしながらいい作品にする事だけを目指していた。マイケルと監督は兄弟のように近い関係だったし、年齢も近かったしね。もちろんスタローンやドルフといった、伝説を作ってきた人たちから学ぶ事も多かった。この作品に関われて本当に嬉しいよ」と喜びを語った。

そしてライムグリーンのドレスを身につけたテッサ・トンプソンは、「最近この色ににハマってるのは、今のエキサイティングな時代には女性の大胆さが求められているから、存在感を示し、声を大にして、強烈に印象付ける事が必要だと思ったの」と男性ばかりのプレミアでも存在感をアピールした。また、本作が間もなく公開されることについては「とても興奮してるわ。こういう作品を作るのは大好きだし、また出れて本当に嬉しい」と2度目の出演を喜んだ。

All Photos by MAYUMI NASHIDA

『クリード 炎の宿敵』
2019年1月11日(金) 全国ロードショー
監督:スティーブン・ケープル・Jr.
出演:シルベスター・スタローン マイケル・B・ジョーダン ドルフ・ラングレン フローリアン・ムンテアヌ テッサ・トンプソン フェリシア・アシャッド
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意する。父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、<偉大な父>を超えるため―。アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいた時、リングの先で見つけた人生の<答え>とは―。

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