知英&宮野ケイジ監督が登壇!『殺る女』「殺し屋・愛子が『殺る女』を語るトークーショー」レポート

日本、韓国、アメリカ、フィリピン、タイ、デンマークと世界のトップスターが豪華競演する、知英主演の日米合作映画『殺る女』が10月27日より公開中。このほど、10月31日にシネ・リーブル池袋にて「殺し屋・愛子が『殺る女』を語るトークーショー」が行われ、主演の知英と宮野ケイジ監督が登壇した。

本作は、幼い頃に家族の命を奪われた愛子が殺し屋となり、犯人を探し出そうとする復讐劇。「ハッピーハロウィン」の知英の第一声に、劇場内からは「知英!」の歓声が上がった。初めて会った時の監督の印象を聞かれた知英は、「監督の最初の印象は、厳しい方なのかと思ったのですが、声を聞いて優しさを感じました。繊細な感じが台本に含まれていて、このような作品が生まれたのは監督の優しさや繊細さからなのだろうと思いました」と話した。

宮野監督は「脚本の段階から、しっかり心を動かせる人を望んでおり、愛子の役は知英さんしかいないと思いました。実はKARA時代に、トップアイドルの知英さんのステージを見ています。数年後、日本での活動を決めて来日された時、決意の中にある気持ちや心の内側で思うこと、そのようなエネルギーが愛子の役作りに生きるのではないかと思いました」と、主演の知英ありきで作品が作られていったことを明かした。また知英は、「愛子だけでなく、出演しているいろんなキャラクターたちがいます。そこには悩みや苦しみもあり、人間模様が描かれておりますので、アクションだけでなく人間の心模様を楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品の魅力をアピールした。

イベントの最後にはサプライズ企画が。知英と宮野監督から映画の質問が投げかけられ、見事答えることができた観客にはハロウィンを祝うお菓子のプレゼント、さらに難問に答えた観客にはサイン入りポスターもつけるという太っ腹企画で、満員の劇場のボルテージは最高潮に達し、大きな盛り上がりを見せた。

『殺る女』
10月27日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開中
監督・脚本:宮野ケイジ
出演:知英 武田梨奈 シャリース ニコラス・ペタス 駿河太郎
配給:プレシディオ

【ストーリー】 幼い頃、家族の命を奪われた女・愛子(知英)は、両親を殺害された時に見えた腕にサソリのタトウーがある男を探すため、殺し屋となった。孤児院育ちの加賀由乃(武田梨奈)は看護師になり、勤務先の医者に想いを寄せているものの心に闇を抱え続けている。由乃の兄で元暴力団員の加賀俊介(駿河太郎)は、今は足を洗い、堅実に生きていた。ある日、孤児院仲間にハメられた加賀は追い詰められ、家族や由乃を巻き込みながら、とんでもない事件に堕ちていく。この事件をきっかけに、愛子は幼き日の自分に似た加賀の一人娘・カナと出会い、運命を狂わせてゆく。バラバラだった愛子、由乃、加賀の3つの人生は重なり翻弄されて…ミスをしない殺し屋・愛子の復讐劇に訪れる、衝撃の結末とは?

©2018「殺る女」製作委員会