セドリック・クラピッシュ監督4年ぶりの新作『おかえり、ブルゴーニュへ』11⽉公開!

『猫が行方不明』、『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ監督の4年ぶりの新作で、フランス・ブルゴーニュのワイナリーを舞台に、⼈⽣の熟度を味わうヒューマンドラマ『おかえり、ブルゴーニュへ』が、11⽉17⽇より公開されることが決定した。併せて、著名⼈やソムリエ・ワイン醸造家から本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、『スパニッシュ・アパートメント』(01)、『ロシアン・ドールズ』(05)、『ニューヨークの巴⾥夫(パリジャン)』(13)からなる“⻘春三部作”の完結から4年、都会を舞台に、ごくありふれた⼈々とその⽇常を活き活きと軽妙に、そしてあたたかなまなざしで映し出してきた現代フランスを代表する⼈気監督セドリック・クラピッシュの最新作。本作では⾃⾝のキャリア12作⽬にして初めて⽥舎を舞台に⾃然撮影に挑み、四季折々の美しいブドウ畑を映し出している。

著名人 コメント

■石丸幹二(俳優)
この映画を観ると、ワインの謎解きができる。繊細さ複雑さといった個性を生み出すのは、家族の歴史が磨き上げた作り手の感覚、ぶどうとの対話。ワインには、人間の物語がぎっしり詰まっている。

■宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー プリンシパル)
舞台もワインも、同じ味は無く作る過程にもドラマがあり人間味が注がれる。愛によって熟成は重なってゆくものだと思わされた作品でした。

■萬田久子(女優)
ワインは私にとって父親です、と語る監督。恋人です、と言い続けてきた私。愛はワインと同じ。時が必要だと妻に説明するジャン。ワインの熟成を舞台に移りゆく人間関係の発酵とでもいいましょうか!?時が培うものの大切さが五臓六腑に沁みわたった。

■辰巳琢郎(俳優)
ワインへの愛情に溢れた、余韻の素晴らしく長い、フィネスに富んだ一本。脱帽し、跪いて観るべし!

■美波(女優)
人生、絆、愛はワイン造りのようなもの…熟成させるほど深みが出る。一度は訪れたい、ブルゴーニュの田園風景がファっと広がる中、クラピッシュ監督のコク深さと甘酸っぱい世界観が見事に調和された、素晴らしい作品。

■佐藤尚(風景写真家)
農作業を家族総出で行う様は日本もフランスも同じ。収穫の喜びがあふれてきます。ぶどうの育ちを追う中で家族の絆に変化が見られる物語に引き込まれました。

■柳沼淳子(フリーアナウンサー)
ワイン映画史上、最も美しく描かれたブルゴーニュの四季の移ろいとそのテロワールの持つ永遠に続くドラマチックさ。この静寂と情熱の間にあるワインと家族の絆はブルゴーニュの地でなければ表現できなかったであろう。

■瀬戸カトリーヌ(女優・タレント)
悩める三兄弟の姿に、移りゆく景色。見終わった後、思わずワインを飲まずにいられない(笑)。自分の歩んできた人生をギュッと抱きしめたくなる映画、良い具合に熟成してます。

■田崎真也(ソムリエ)
ブルゴーニュのコート ド ボーヌに1級畑を所有するドメーヌでのワイン造りの1年を、経営する家族間の人間模様とともに描いている。父親が子供達にテイスティングを教えるシーンや畑で収穫のタイミングを決めるシーンなどワイン好き必見、ソムリエも是非見るべき映画です。

また、恵比寿にある大人のフレンチビストロ、TOOTH TOOTH (渋谷区東3-17-12 トレディカーサ恵比寿1F・B1 www.toothtooth.com)にて、映画鑑賞券の半券サービスや本作との特別メニューなどのタイアップが決定した。

『おかえり、ブルゴーニュへ』
11月17日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:セドリック・クラピッシュ
脚本:セドリック・クラピッシュ サンティアゴ・アミゴレーナ
出演:ピオ・マルマイ アナ・ジラルド フランソワ・シビル
配給:キノフィルムズ/木下グループ

【ストーリー】 10年ぶりに戻った故郷―。そこは⽢酸っぱい記憶と渋い思い出が残る場所。季節とともに、ぼくらの⼈⽣もめぐりゆく。フランス・ブルゴーニュ地方にあるドメーヌ<※>の長男ジャン(ピオ・マルマイ)は、10年前、世界を旅するために故郷を飛び出し、家族のもとを去った。その間、家族とは音信不通だったが、父親が末期の状態であることを知り、10年ぶりに故郷ブルゴーニュへと戻ってくる。家業を受け継ぐ妹のジュリエット(アナ・ジラルド)と、別のドメーヌの婿養子となった弟のジェレミー(フランソワ・シビル)との久々の再会もつかの間、父親は亡くなってしまう。残されたブドウ畑や自宅の相続をめぐってさまざまな課題が出てくるなか、父親が亡くなってから初めてのブドウの収穫時期を迎える。3人は自分たちなりのワインを作り出そうと協力しあうが、一方で、それぞれが互いには打ち明けられない悩みや問題を抱えていた…。<※>ブルゴーニュ地方のワイン生産者を表す用語。自らブドウ畑を所有し(畑の賃借も含む)、栽培・醸造・瓶詰を一貫して行うワイン生産者

©2016 – CE QUI ME MEUT – STUDIOCANAL – FRANCE 2 CINEMA