「あなたと結婚していたらきっと幸せになれた」妻との出会いはなかったことに!?『ラブ・セカンド・サイト』予告編

フランスで大ヒットした『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督と、『エール!』の製作陣が再タッグを組んだ最新作『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』が、5月1日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、若くして結婚したジェラン監督が、自身の結婚生活を見直すことで生まれた、オリジナルのラブストーリー。オリヴィアと“恋”に落ちるも、彼女を思いやることが出来なかったラファエルは、“もう一つの世界”に迷い込んだことをきっかけに“愛”を知ることになる。

予告編は、初々しいラファエルとオリヴィアの高校生時代から始まる。結婚10年目を迎えたある日、目覚めたラファエルが“もう一つの世界”に迷い込んでしまう衝撃の展開に。元の世界では人気SF作家として活躍していたはずのラファエルは、冴えない中学教師になる一方、小さなピアノ教室を開いていたはずのオリヴィアは人気のピアニストとして成功している、立場が逆転したものだった。さらに、驚くべきことに、彼女は彼のことを知らず、互いに一目惚れをした“運命の出会い”すらなかったことになっていた…。「あなたと結婚していたら、きっと幸せになれたわね」と笑顔で話すオリヴィアの言葉で、過去の自分を見つめ直すラファエル。作家として成功してからは、自分本位な行動ばかりで「僕は彼女を傷つけてばかりだった」と振り返る。しかし、ラファエルが自分の過ちを認め、彼女の存在の大切さに気付いた時には、彼女のそばには婚約者がいたのだった…。目に涙を浮かべこれまでの行動を悔やむラファエル。そして彼の記憶の中に確かに存在する彼女のはじける笑顔や二人で祝った誕生日、そして互いを愛しく想いながら抱きしめあった瞬間など、幸せだった日々が次々に駆け巡り、胸を締め付ける展開となっている。

ポスタービジュアルは、美しいパリを背景に笑顔で見つめ合うラファエルとオリヴィア、そして二人の幸せな瞬間を捉えた写真の数々が印象的。「“愛”を知ること。それは、“愛”すること。」というキャッチコピーの通り、ポスターの中の二人は互いを愛し、幸せそのものに見えるが…。

『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』
5月1日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
監督:ユーゴ・ジェラン
出演:フランソワ・シビル ジョセフィーヌ・ジャピ バンジャマン・ラベルネ
配給:シンカ

【ストーリー】 高校時代に一目惚れをして結婚した、ラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ)。結婚10年目を迎え、小説家を目指していたラファエルは、いまや子どもたちに人気のベストセラーSF作家に。一方、小さなピアノ教室を開きながらピアニストの頂点を目指すオリヴィアは、仕事のことばかり考えているラファエルとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、我慢の限界に達したオリヴィアがラファエルに想いをぶつけると大喧嘩に…。翌日、人気作家の特別授業として中学校を訪れたラファエルは、出会う人々の様子がおかしいことに戸惑いを覚える。そこでの自分は、卓球に熱を上げるしがない中学校の教師で、オリヴィアは人気ピアニストとして活躍する、立場が逆転した“もう一つの世界”だった。そして、その世界のオリヴィアはラファエルを知らなかった…。自分にとってオリヴィアがすべてだと気付かされたラファエル。もう一度オリヴィアと愛し合うことで元の世界に戻れると信じ、あの手この手を使って接触を試みる。二人は少しずつ心を通わせ合うものの、オリヴィアは公私共に長年連れ添ったパートナーと婚約することに。そこでラファエルは、ある重大なことに気づき、人生最大の決断を下す。それは、“恋”しか知らなかったラファエルがオリヴィアの幸せを一番に願う“愛”の決断だった…。

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