「Sho-Comi」(小学館)にて連載され、累計発行部数100万部を突破(電子ダウンロード含む)した白石ユキによる同名コミックを、吉沢亮主演、新木優子、杉野遥亮共演で実写映画化した『あのコの、トリコ。』が10月5日より公開中。このほど、10月8日、公開を記念してTOHOシネマズ 梅田にて舞台挨拶が行われ、吉沢亮と新木優子が登壇した。
MCからの「関西弁でご挨拶を!」のリクエストに、いきなり「なんでやねん!」と茶目っ気たっぷりにツッコミで挨拶をする吉沢。「こんなに集まってもらって、もうみんなのトリコやで~♡」とキュートな関西弁に700人の観客は最初からメロメロ。続いて新木は、「みなさん、こんにちは」と話し始めたがこちらも最後に「新木優子やで♡」とかわいく挨拶。「もう1回!!」と言わせるほどに、2人の神かわいすぎる関西弁に観客はすでにトリコ状態。公開を迎えて4日目、「1年以上前に撮影をしていたので、やっと公開を迎えほっとしています」(吉沢)、「関西のほうに来させていただいて、こんなにたくさんの方が観てくださったんだなぁと直接感じることができて、うれしいです」(新木)と今の気持ちを語った。
そして、仕事でもよく大阪を訪れるという2人。「大阪のどこにトリコになるか?」の質問には「人柄!いつも温かく迎えてくれる。大阪のみなさんの人柄がめっちゃすきやねん!」(吉沢)とここでも関西弁。新木も「私も皆さんのお人柄と、あとノリの良さにトリコ♡です」と答えた。
また、この回は上映後の舞台挨拶だったため「もう一回観るなら・・」のポイントを聞かれると2人揃って、芸能界を舞台にした本作ならではの「劇中劇」をアピール。吉沢は「役を演じながらその役がまた役を演じているという…なかなか複雑なんですけど、作品によっても表情も変わったりするので。ぜひじっくり観て頂けるとうれしい」と自信をのぞかせた。そこで新木は「舞台のセットから落ちてくる雫(新木)を助けに走る頼(吉沢)のバラの投げ捨て方に注目♡。かっこよすぎる問題が発生しています!」と女子ならではの目線でも見どころを語った。本物の舞台のように本格的なセットと演出で映し出された劇中劇「ロミオとジュリエット」のシーンも必見だ。
最後は各回実施しているお客さんと一緒の自撮り撮影。吉沢と新木が舞台をおり近くに行くと、観客のテンションはマックスに。「みんな行くよー」と気さくに声をかける吉沢と新木に、まちがいなく会場中が“トリコ”になっている様子だった。
『あのコの、トリコ。』
10月5日(金)より全国ロードショー中
監督:宮脇亮
原作:白石ユキ「あのコの、トリコ。」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」刊)
脚本:浅野妙子
主題歌:Nissy(西島隆弘)「トリコ」
出演:吉沢亮 新木優子 杉野遥亮 水上剣星 大幡しえり 内田理央 古坂大魔王 高島礼子 岸谷五朗
配給:ショウゲート
【ストーリー】 田舎で暮らしていた地味で冴えない男子高校生の鈴木頼(吉沢亮)は、東京の芸能コースがある高校に転入し、幼い頃から好きだった立花雫(新木優子)と再会する。女優という夢に向かって真っすぐにがんばる雫にあらためて恋をした頼は、彼女が所属する芸能事務所に頼まれ、雫の付き人として現場に同行するようになる。ランジェリーの広告撮影では、共演するはずだった、頼と雫の幼なじみでもあり人気俳優の東條昴(杉野遥亮)が、あるアクシデントで帰ってしまい、雫は降板させられそうになる。そんな雫を助けるために頼はなんと昴の代役を受けることに!そして、頼がカメラの前に立つと別人のような輝きを放ち、雫は思いがけずときめいてしまう。そしてこの広告が話題となり、頼、そして雫と昴の未来を変えていく―。
©2018 白石ユキ・小学館/「あのコの、トリコ。」製作委員会