映画『黒い暴動?』や『サラバ静寂』を手掛けた宇賀那健一監督の最新作『魔法少年☆ワイルドバージン』が公開されることが決定し、併せて、前野朋哉、佐野ひなこ、芹澤興人らが出演することが発表された。
本作は、「童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになる」という都市伝説から繰り広げられるラブコメファンタジー。出演には、映画『桐島、部活やめるってよ』、NHK連続テレビ小説「わろてんか」の前野朋哉、ドラマ「デスノート」、「CODE:M コードネームミラージュ」の佐野ひなこ、映画『ソーローなんてくだらない』、ドラマ「乱反射」(9月22日放送)の芹澤興人。前野と芹澤は、保険会社に勤めるうだつのあがらないサラリーマン役、佐野は二人の働く会社にやってくるOL役を演じ、撮影は7月に終了した。このほか、水石亜飛夢、二見悠、詩歩、石原理衣、アントニー(マテンロウ)らが出演する。
キャスト&監督 コメント
■前野朋哉
誰もが子供の頃に夢見た魔法使いに、30歳を越えたらなれました。劇中では魔法を駆使して悪っぽいのと闘います。空を飛びます。なにかも出します。もちろん動物も植物も出ます。ラドクリフさんは出ません。ラブロマンスはあります。宇賀那監督の壮大かつミニマムなスケール感でお届けする『魔法少年☆ワイルドバージン』。観る者の胸を熱くしてくれるはず!乞うご期待!
■佐野ひなこ
この度、秋山役を演じさせていただきました佐野ひなこです。初の宇賀那組、最初はそのストーリーに驚きましたが、素晴らしい役者の方をはじめ、スタッフの皆さんと和気藹々と撮影をすることができました。そのチームワークの良さが作品にも表れていると思います。是非公開まで楽しみにしていてください!
■芹澤興人
今回、お二人とご一緒できて毎日現場に行くのがホントに楽しかったです。前野君はひたむきさで、佐野さんは気遣いで現場を引っ張ってくれていました。でも、スタッフの方々から拍手が起こった前野君の芝居にはちょっと嫉妬しました。簡単に書いてあるけど「これ、どうやって撮るの?」の連続する台本と、現場での宇賀那監督の少年の様なキラキラした目は忘れられません。いい意味で、大人の本気の悪ふざけになっているはずです。
■宇賀那健一監督
僕がまだ少年だった頃、映画館に行っては魔法にかけられ、家で独りで映画に出てきたヒーローになりきって遊んでいました。あれから30年近く経ち、今度は前野君、佐野さん、芹澤さんを筆頭に数多くの大好きなキャスト、スタッフと一緒に、僕なりのヒーロー映画を真剣に、そして馬鹿笑いしながら作り上げられたこと、本当に幸せでした。必ず良い作品にしますので、お楽しみに!
『魔法少年☆ワイルドバージン』
監督:宇賀那健一
脚本:宇賀那健一 今田健太郎 今村竜士
出演:前野朋哉 佐野ひなこ 芹澤興人
© 2019 映画『魔法少年☆ワイルドバージン』