『1987、ある闘いの真実』のハ・ジョンウが監督・主演を務める『いつか家族に』が、12月22日に公開されることが決定し、併せて予告編がお披露目となった。
中国の作家、余華の大ベストセラー「血を売る男」を、韓国に舞台を移して映像化した本作。朝鮮戦争後の激動の時代、現場仕事で生計を立てるサムグァンは、美しいオンナンに一目惚れしプロポーズ。3人の子どもたちに恵まれ、貧しいながらも幸せに暮らしていたが、長男イルラクが他人の子ではという噂が流れる。疑いを晴らすべく血液検査を受けさせたサムグァンだったが、その結果は無情にも他人の子であるというものだった。そんなある日、イルラクが病に倒れてしまう。サムグァンはイルラクを救うため、自らの“血”と引き換えに金策に奔走する。
監督・主演は、『1987、ある闘いの真実』など、韓国映画界第一線で活躍するハ・ジョンウ。妻オンナンには『マンハント』、ドラマ「奇皇后」のハ・ジウォン。このほか、『お嬢さん』への出演後、本国で『毒戦』(原題)、『工作』(原題)など注目作への出演が続く名バイプレイヤーのチョ・ジヌン、活動を再開した「コーヒープリンス1号店」のユン・ウネなど韓国人気俳優陣が集結した。
『いつか家族に』
12月22日(土)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋他にてロードショー
監督:ハ・ジョンウ
原作:余華「血を売る男」(河出書房新社)
出演:ハ・ジョンウ ハ・ジウォン チョ・ジヌン ユン・ウネ
配給:ファインフィルムズ
【ストーリー】 1953年、朝鮮戦争の終戦直後。現場仕事で生計を立てるサムグァン(ハ・ジョンウ)は、ポップコーン売りの美しいオンナン(ハ・ジウォン)に一目ぼれし、彼女には羽振りのいい恋人がいると知りながらもプロポーズする。オンナンの父親を説得し、結ばれた2人。利発な長男をはじめ3人の子宝にも恵まれ、貧しいながらも幸せに暮らしていたが、11年間育てた息子が他人の子ではないかという噂が流れ…。
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