ジャンルを問わないコンペティションをメインに、音楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩るさまざまなカルチャーを切り口にしたプログラムを行う下北沢映画祭。今年で開催10回目となる「第10回下北沢映画祭」が10月26日から28日の3日間、北沢タウンホールほか全3会場で開催される。このほど、コンペティションのノミネート作品10作品が発表され、ゲスト審査員に『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が決定した。併せて、大九監督よりコメントが寄せられた。

▲（1段目左より）『ウーマンウーマン』『チョンティチャ』『すみっこのこ』、（2段目左より）『最期の星』『からっぽ』『くゆるひ』、（3段目左より）『声』『モフモフィクション』、（4段目左より）『ある日本の絵描き少年』『はりこみ』

■コンペティション ノミネート作品（10作品） ※エントリー順
『最期の星』（監督：小川紗良）
『くゆるひ』（監督：宮原周平）
『はりこみ』（監督：板垣雄亮）
『声』（監督：串田壮史）
『チョンティチャ』（監督：福田芽衣）
『モフモフィクション』（監督：今津良樹）
『ある日本の絵描き少年』（監督：川尻将由）
『ウーマンウーマン』（監督：近藤啓介）
『すみっこのこ』（監督：浅野陽子）
『からっぽ』（監督：野村奈央）

■大九明子監督 コメント
下北沢映画祭の審査員とはなんと光栄なことでしょう。私と下北沢…映画監督になる人が自主映画をいっぱい作っているであろう大学時代、私はまだ撮ることなど考えもせず下北沢の小さな舞台でコントしたりしていました。身を守る武器のようにカメラを携え、撮り始めた時は既に30歳目前。年齢不詳のこの街で、年齢不詳の映画に出会えるのをたのしみにしております。

■第10回下北沢映画祭 開催概要
日程：10月26日（金）～28日（日）
会場：北沢タウンホール、下北沢ReG、下北沢トリウッド
タイムスケジュール・チケット：公式サイト（http://shimokitafilm.com）にて9月上旬発表予定