群馬県前橋市と東京を舞台に、7人の若者達がそれぞれの人生を交錯させ、過去の思いを胸に抱きながら、新しい未来へ向かって進んでいく青春映画『青の帰り道』の公開日が12月7日に決定し、併せてポスタービジュアルがお披露目となった。
歌手を夢見る主人公カナを演じたのはハロー!プロジェクトで歌手活動を行っていた頃から演技力が注目され、現在は女優として活躍する真野恵里菜。カナの親友キリ役には、『桐島、部活やめるってよ』で注目を集めた清水くるみ。唯一硬派でやんちゃなキャラクター、リョウを演じたのは、『虹色デイズ』『愛唄 -約束のナクヒト-』など話題の主演作が続き、その演技力に注目が集まる横浜流星。カナとともに音楽を愛する青年、タツオを演じたのは、『ちはやふる』シリーズで知られる森永悠希。地元に残り結婚したコウタとマリコには、戸塚純貴と秋月三佳。現役で大学進学を果たし希望に満ちて都会に出ていくユウキには、冨田佳輔と、正に今最も旬な若手キャストが集結した。更に、キリの母には、工藤夕貴、タツオの父には平田満といった、ベテラン俳優が脇を固める。
監督は、伊坂幸太郎原作の映画『オー!ファーザー』で長編デビューを果たし、2019年には山田孝之プロデュース映画『デイアンドナイト』の公開が控える藤井道人。
ポスタービジュアルのキャッチコピーには「もしも僕が天才だったら。」というフレーズが起用された。このフレーズは、本作で主題歌となった「たられば」の歌詞から引用されたもの。楽曲を担当したのは、青森県在住の秋田ひろむを中心とするバンドamazarashi。「たられば」は、「生きていたら誰もが心の中で思う数々の“たられば”」を、秋田ひろむが独自の歌詞で表現した楽曲だ。
『青の帰り道』
12月7日(金) 新宿バルト9ほか全国順次公開
監督:藤井道人
出演:真野恵里菜 清水くるみ 横浜流星 森永悠希 戸塚純貴 秋月三佳 冨田佳輔 工藤夕貴 平田満
配給:NexTone
【ストーリー】 2008年、東京近郊の町でまもなく高校卒業を迎える7人の若者たち。歌手を夢見て地元を離れ、上京するカナ(真野恵里菜)。家族と上手くいかず実家を出て東京で暮らすことを決めたキリ(清水くるみ)。漠然とデカイことをやると粋がるリョウ(横浜流星)。カナとの音楽活動を夢見ながらも受験に失敗し地元で浪人暮らしのタツオ(森永悠希)。できちゃった婚で結婚を決めたコウタ(戸塚純貴)とマリコ(秋月三佳)。現役で大学に進学し、意気揚々と上京するユウキ(冨田佳輔)。7人がそれぞれに大人への階段を上り始めて3年後、夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者―7人7様の人生模様が繰り広げられる。そして、再び“あの場所”に戻った者たちの胸に宿る思いとは―。
©映画「青の帰り道」制作委員会