小峠英二(バイきんぐ)、大ファンのニューロティカを率いてモヒカン熱唱!阿部サダヲ × 吉岡里帆『音量を上げろタコ!』場面写真

阿部サダヲ主演、吉岡里帆共演の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が10月12日に公開となる。このほど、パンクバンド「ダエマオハギツ」のボーカル・自滅を演じる小峠英二(バイきんぐ)がモヒカン姿で熱唱する場面写真がお披露目となった。

本作は、ドラマ「時効警察」シリーズや映画『俺俺』、『インスタント沼』、『転々』など、独自のコメディセンスを持つ三木聡監督が手がけるコメディ。驚異の歌声を持つロックスター・シンは、カリスマ的人気を誇っているが、実はその歌声は「声帯ドーピング」という方法で作られたものだった。限界が近づく喉に焦りと恐怖を抱えるシンは、ある時、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうかと出会う。ロックスター・シンを、『舞妓Haaaan!!!』、『謝罪の王様』、『殿、利息でござる!』の阿部サダヲ、ストリートミュージシャン・ふうかを、NHK連続テレビ小説「あさが来た」やドラマ「カルテット」、「健康で文化的な最低限度の生活」の吉岡里帆が演じ、さらに共演には、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二(バイきんぐ)、ふせえり、田中哲司、松尾スズキらが集結した。

本作で小峠が演じるのは、パンクバンド「ダエマオハギツ」のボーカル・自滅。秩序をぶっ壊して20年、ノーフューチャーと言って20年、ボチボチ先が見えてきているが、生真面目にストリートライブをやり続けている、根っからのパンクロッカー。劇中では、楽曲「遊ぶ金欲しさの犯行」を熱唱し、シン(阿部サダヲ)と言い争いになるコミカルな場面も。バンドメンバーには、本楽曲を作詞・作曲した、グループ魂のギター“遅刻”としても活躍する富澤タクがギターを、そしてベースとドラムを、小峠が中学時代からの大ファンという「ニューロティカ」のKATARU(ベース)、NABO(ドラム)が担当している。

『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
10月12日(金)ロードショー
監督・脚本:三木聡
音楽:上野耕路
主題歌:SIN+EX MACHiNA「人類滅亡の歓び」(作詞:いしわたり淳治 作曲:HYDE)(Ki/oon Music)
ふうか「体の芯からまだ燃えているんだ」(作詞・作曲:あいみょん)(Ki/oon Music)
出演:阿部サダヲ 吉岡里帆 千葉雄大 麻生久美子 小峠英二(バイきんぐ) 片山友希 中村優子 池津祥子 森下能幸 岩松了 ふせえり 田中哲司 松尾スズキ
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持ち、金も女も名声も手にするロックスター・シン。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。彼の歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法によって作られたものだったのだ。「歌を届けるためなら、もう声が出なくなってもいい、死んでもいい」。長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、彼の喉には限界が近づいていた。次第に声が出なくなる恐怖に怯えるシン。そんな中で彼が出会ったのは、歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかだった。彼女の姿にかつての自分を重ね、ふうかを叱咤するシン。そんな中、シンは次第に声が出なくなっていく…はたしてふうかはシンを救えるのか!?

ⓒ2018「音量を上げろタコ!」製作委員会