「連続ドラマW 真犯人」主演・上川隆也の貴重なインタビュー映像も収録のミニガイドが公開!

江戸川乱歩賞受賞作家・翔田寛の同名小説を、主演に上川隆也を迎えてドラマ化した「連続ドラマW 真犯人」がWOWOWにて9月23日より放送される。このほど、主演の上川隆也のインタビュー映像も収めた、本作の見どころが満載のミニガイドがお披露目となった。

本作は、昭和49年と平成20年に起きた2つの殺人事件が交差して、未解決のままだった幼児誘拐事件の真相に迫る捜査ミステリー。ミニガイドでは、初公開となる映像や主人公・重藤成一郎役を演じる上川隆也の貴重なインタビュー映像と共に、本作の魅力に迫っている。

昭和の誘拐事件の真相を追う刑事・重藤を演じた感想を、上川は「先輩が重藤にもたらしたものをある種、愚直なまでに守り続けている姿勢ですとか、資料を綺麗に並べているところから、叩き上げで警視まで出世する、その生真面目さを維持するエネルギーを感じました」と振り返る。そんな上川は、昭和から平成の時代をまたぎ“真犯人”を追求する重藤の34年間を熱演。また平成の殺人事件の真相を追う刑事・日下悟を演じるのは、ドラマ「警視庁ゼロ係」への出演でも注目を集める小泉孝太郎。小泉とは「連続ドラマW 沈まぬ太陽」以来の本格的な共演となる上川は、本作の小泉について「重藤がどこか彼に惹きつけられていったからこそ、事件にも協力していくと思うんですけれど、そうした人間的魅力とも言えるものを体現して、今回の役に望んでらっしゃるなという印象です」とコメントしている。

そしてWOWOWの連続ドラマWに初出演かつ上川とドラマ初共演を果たす内田有紀は、誘拐事件の記憶が曖昧で長い間、苦悩し続けてきた遺族・尾畑理恵を演じる。上川は内田について「役に入る暇がとても短い。あっという間に(演じる役の)女性になって、そのシーンを成立させてしまう。そしてカットがかかると、いつもの笑顔が素敵な女性に戻る。見事な切り替えで、それは彼女が内包しているエネルギーの量が可能にさせるのかなと思います」と絶賛。小泉、内田に加え、甲本雅裕、田中要次、でんでん、高嶋政伸ら豪華キャストとの共演にもさらなる期待が高まる。最後に本作の見どころを「色んな形で描かれているクライムストーリーの中でも異色作になるんじゃないかという気がしています。ものすごくじっくり弱火で焼いた肉って旨味が逃げないんですよね。柔らかくて、口ざわりも良くて。そんなドラマになっています」と上川らしい言葉でアピールしている。

「連続ドラマW 真犯人」
WOWOWプライムにて9月23日(日)夜10時放送スタート(全5話) ※第1話無料放送
監督:村上正典
原作:翔田寛「真犯人」(小学館刊)
脚本:池田奈津子
音楽:やまだ豊
出演:上川隆也 小泉孝太郎 内田有紀 甲本雅裕 田中要次 浜田学 森岡龍 清水伸 長野里美 モロ師岡 近藤芳正 尾美としのり 北見敏之 でんでん 高嶋政伸

【ストーリー】 平成20年、静岡県の国道高架下で東京の中古車販売店経営者・須藤勲の殺人事件が発生。須藤の身辺を調べる静岡県警富士裾野署の刑事・日下悟は、須藤が昭和49年に離婚した妻との間にできた当時静岡在住の幼い息子・尾畑守を誘拐事件で亡くしていることを知る。この誘拐事件は時効成立の1年前となる昭和63年に、静岡県警・本部長の榛康秀の指示により特別捜査班を編成。ノンキャリアながら警視にまで昇進した重藤成一郎(上川隆也)が管理官となり、有能な刑事6人を率いて再捜査が行われていた。それから20年後に東京在住の須藤が静岡で殺されたことを不可解に感じる日下は、昭和の幼児誘拐殺人事件を掘り下げることが須藤殺害の解明につながると直感し、警察から離れて久しい重藤を訪ねて事件解決の手がかりを探る。さらに、日下は尾畑守の遺族である母親の尾畑小枝子や姉の尾畑理恵にも接触、次第に真犯人へと近づいていく。