第67回ベルリン国際映画祭で上映された、スペインのミシュラン料理人が究極の食を求めて日本の名店を巡る美食ドキュメンタリー『世界が愛した料理人』の公開日が9月22日に決定し、併せて予告編と場面写真がお披露目となった。
本作は、スペイン史上最年少でミシュラン三ツ星を獲得した天才料理人エネコ・アチャが、料理の真髄と魂とは何かを求めるため、「すきやばし次郎」をはじめとする日本の名店を巡る美食探求ドキュメンタリー。真の料理を極めるため日々追求し続けるエネコが、最高の料理に必要なもの、料理に込めるべき魂とは何かを求め、辿り着いたのは日本が誇る“和食”だった。世界最年長の三ツ星料理人「すきやばし次郎」の店主、小野二郎の創作にかける想いが語られるほか、日本の名店の数々からエネコが見出した究極の料理とは何かが徐々に明らかになっていく。本作でメインとして登場するエネコがプロデュースする「アスルメンディ」は、2014年にアメリカのエリートトラベラー誌が選ぶ世界のベストレストラン100のトップ10に入り、2017年には第1位に選ばれた。
予告編は、2012年より6年連続ミシュラン三ツ星を獲得しているバスク地方の名店「アスルメンディ」のオーナーシェフ、エネコ・アチャをはじめ、スペインで初めて三ツ星を獲得した女性シェフ「サンパウ」のカルメ・ルスカイェーダや、世界で最も多くのミシュラン星を持つフレンチの神様「ラトリエ」のジョエル・ロブションなどが登場し、さらにドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』(2011)でその名を馳せた寿司職人、小野二郎の寿司を握る華麗な手さばきも見ることができる。
『世界が愛した料理人』
9月22日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:アンヘル・パラ ホセ・アントニオ・ブランコ
出演:エネコ・アチャ「アスルメンディ」 マルティン・ベラサテギ「ラサルテ」 カルメ・ルスカイェーダ「サンパウ」 ジョエル・ロブション「ジョエル・ロブション」 石田廣義・石田登美子「壬生」 山本征治「龍吟」 小野二郎・小野禎一「すきやばし次郎」 服部幸應 マッキー牧元 マイケル・エリス「ミシュランガイド」
配給:アンプラグド
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