『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演を務め、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグがオリジナル脚本も手掛けた初監督作品『レディ・バード』が6月1日より公開中。このほど、本作を手掛けたグレタ・ガーウィグ監督に迫る特別映像がお披露目となった。
本作は、2002年のカリフォルニア州サクラメントを舞台に、高校卒業を控えた17歳のカトリック系女子高生クリスティン(自称“レディ・バード”)が、友人やボーイフレンドや家族、そして自分の将来について悩む姿をユーモアたっぷりに描く。主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じるのは、本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン。また、本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローリー・メトカーフ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズ、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメら新旧実力派俳優が脇を固める。
初の単独監督を務めたグレタ・ガーウィグは、本作でアカデミー賞監督賞に史上5人目となる女性監督としてノミネートを果たし、さらには脚本賞にもダブルでノミネートされ話題となった。特別映像では、グレタが本作の成り立ちと監督業について語っている。また、シアーシャとローリーは「グレタは映画製作のあらゆる過程に審美眼がある。俳優の元々の性格を役に組み込ませるのが本当に上手」、「クルーやキャストと冗談を言い合ったり、臨機応変にふざけることもできる」とグレタを大絶賛。さらに、ティモシーとルーカスも「俳優出身の監督ならではの恩恵と豪華さがある」、「台本に書かれていたものより立体感のあるシーンにするために、カメラを回し続けたりもした」とグレタとの撮影を振り返っている。
『レディ・バード』
6月1日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他にて公開中
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン ローリー・メトカーフ トレイシー・レッツ ルーカス・ヘッジズ ティモシー・シャラメ ビーニー・フェルドスタイン スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン ロイス・スミス
配給:東宝東和
© 2017 InterActiveCorp Films, LLC.
Merie Wallace, courtesy of A24