天才女子高生たちが繰り広げるタイ発のクライム・エンターテイメント『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』9月公開決定!

世界16の国と地域で大ヒットとなったタイ発のクライム・エンターテイメント映画『Bad Genius』(英題)が、邦題『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』として、9月22日より公開されることが決定した。

本作は、一人の天才少女を中心とした高校生の“犯罪チーム”が、知恵と度胸だけを武器に世界を股にかけたプロジェクトに挑むクライム・エンターテイメント。物語の背景となっているのは、近年発展目覚ましいアジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争。中国で実際に起きたカンニング事件をモチーフに、不可能と思われた“カンニング”をスタイリッシュかつスリリングに描き、世界各国のメディアからは“高校生版『オーシャンズ11』”との声も上がっている。

2017年5月に本国タイで公開され、2017年のタイ国内映画では年間興行収入第1位を記録、さらに中国・香港・台湾・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンでは、タイ映画史上歴代第1位を記録するという大ムーブメントを巻き起こした。欧米諸国の映画祭でも上映され、ニューヨーク・アジアンフィルム・フェスティバルで作品賞とライジングスター賞、カナダのファンタジア映画祭で作品賞と監督賞を受賞するなど多数の賞を獲得。世界16の国と地域でサプライズ大ヒットとなった。日本でも2017年の福岡国際映画祭アジアフォーカスで上映され観客賞を受賞した。

監督は、映画製作のかたわらMVやPVの制作を行ってきたナタウット・プーンピリヤ。37歳で発表した長編初監督作『Countdown』が第86回アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表に選ばれ、2作目となる本作のメガヒットで一躍時の人となった。主人公の天才女子高生リンを演じたのは、本作が映画初出演にして初主演となる、モデル出身のチュティモン・ジョンジャルーンスックジン。不敵な笑みを浮かべた9頭身のルックスで公開後は爆発的な人気となり、アジアで最も注目されている新人俳優の一人となった。また中心メンバーには、オーディションで抜擢された新進気鋭の若手俳優たちが集結した。

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』
9月22日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督:ナタウット・プーンピリヤ
脚本:ナタウット・プーンピリヤ タニーダ・ハンタウィーワッタナー ワスドーン・ピヤロンナ
出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン チャーノン・サンティナトーンクン イッサヤー・ホースワン ティーラドン・スパパンピンヨー タネート・ワラークンヌクロ
配給:ザジフィルムズ、マクザム

【ストーリー】 小学生の頃からずっと成績はオールA、さらに中学時代は首席と天才的な頭脳を持つ女子高生リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)。裕福とは言えない父子家庭で育った彼女は、その明晰な頭脳を見込まれ、晴れて進学校に特待奨学生として転入を果たす。新しい学校で最初に友人となったグレースを、リンはテストの最中に“ある方法”で救った。その噂を聞きつけたグレースの彼氏・パットは、リンに“ビジネス”をもちかけるのだった。それは、より高度な方法でカンニングを行い、答えと引き換えに代金をもらう―というもの。“リン先生”の元には瞬く間に学生たちが殺到した。リンが編み出したのは、“ピアノレッスン”方式。指の動きを暗号化して多くの生徒を高得点に導いたリンは、クラスメートから賞賛され、報酬も貯まっていく。しかし、学校が誇るもう一人の天才・生真面目なバンクとの出会いが、波乱の種に。そのビジネスの集大成として、アメリカの大学に留学するため世界各国で行われる大学統一入試「STIC」を舞台に、最後の、最大のトリックを仕掛けようとするリンたちは、バンクを仲間に引き入れようとするが…。

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