知英が、オリンピック候補の新体操スター選手でありながら、不治の病で半身不随となり、絶望の中、音楽と出会うことで人生がふたたび動き出し、新たな夢に向かって歩き始めていく主人公を演じる青春サクセスストーリー『私の人生なのに』が、7月14日より全国公開されることが決定した。併せて、主人公・金城瑞穂の幼なじみ・柏原淳之介役で稲葉友の出演が発表された。
稲葉友演じる柏原淳之介は、数年ぶりに瑞穂の前に現れた幼なじみで、瑞穂が再び前を向くきっかけとなる重要な役どころ。本作では、瑞穂と淳之介、それぞれが抱える葛藤や悩みを乗り越えながら、新しいステージを目指していく二人の姿が印象的に描かれいる。
稲葉は、2009年、第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで過去最多の1万5491人の中からグランプリを受賞し、テレビドラマ「クローンベイビー」でデビュー。映画『ワンダフルワールドエンド』、『HiGH&LOW』シリーズ、主演映画『N.Y.マックスマン』、ドラマ「仮面ライダードライブ」、「レンタル救世主」、初の主演ドラマ「ひぐらしのなく頃に」や、舞台「すべては四月のために」などドラマ・映画・舞台と幅広く活動し、青春ドラマからホラー、女装男子、根暗男、新人アイドル役など多種多様な役を演じられる若手俳優。今冬公開の土屋太鳳主演、北村匠海、磯村勇斗、杉野遥亮、小関裕太共演の映画『春待つ僕ら』では宮本瑠衣役での出演も決定しており、注目を集めている。稲葉は本作でギター演奏と歌声を“初”披露している。
■稲葉友 コメント
脊髄梗塞になった主人公、金城瑞穂と再会する幼馴染の柏原淳之介を演じます。作品が決まってからは毎日ギターを弾いて、曲を作って、歌ってました。その時の心も身体も全部捧げました。知英さんをはじめとするキャストの皆様、原監督をはじめとするスタッフの皆様、エキストラに集まってくださった皆様、撮影に関わってくださった全ての人の力が、とても確かにグッと込もった映画です。「生きる」って何だろうと、そんな誰もが抱えるテーマを真っ直ぐにひたむきに描いた作品になってます。『私の人生なのに』このタイトルに続く言葉を、是非とも映画に確認しにきてください。
『私の人生なのに』
7月14日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:原桂之介
原作:清智英・東きゆう『私の人生なのに』(講談社刊)
出演:知英 稲葉友
配給:プレシディオ
©2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ