第68回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(監督賞)を受賞した、ウェス・アンダーソン監督最新作『犬ヶ島』が5月25日に公開となる。このほど、本作の日本語吹替え版キャストが発表され、森川智之、楠大典らが参加することが決定した。
本作は、全編にわたり日本を舞台とし、“ドッグ病”の大流行によって犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描く。
主人公アタリの元護衛犬で、親友でもあり、現在は犬ヶ島に追放されてしまったスポッツ役を演じるのは、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどでトム・クルーズの声を担当している森川智之。スポッツ探しを手助けするヒーロー犬の一匹で、闘争心に溢れるケンカの強いノラ犬・チーフ役を、アニメ「テニスの王子様」の真田弦一郎のほか、『ワイルド・スピード』シリーズなどでヴィン・ディーゼルの声などを担当している楠大典。頭の回転が速くヒーロー犬の中で最もリーダシップを発揮し、平和を愛する庶民的な犬のレックス役を、『ベイマックス』でベイマックスの声を担当した川島得愛。ゴミだらけの犬ヶ島に住みながら美しい毛並みを保っている、気高くミステリアスな犬のナツメグ役を、「マクロスF」でシェリル・ノームを演じ、「銀河英雄伝説 Die Neue These」ではフレデリカの声を担当している遠藤綾。テレピン油のブランデーを入れた樽を首に付けた物知りな老犬・ジュピター役を、「ちびまる子ちゃん」のさくらヒロシや、『コマンドー』などでアーノルド・シュワルツネッガーの声を担当している屋良有作。メガ崎市高等学校の交換留学生で、新聞部に所属しながら犬ヶ島に迫る危機を解明しようとするトレイシー・ウォーカー役を、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で安城鳴子を演じ、「妖怪ウォッチ」のケータの声を担当している戸松遥。そして、ナレーターの役には、「ポケットモンスター」シリーズでオーキド博士の声を演じ、『96時間』シリーズなどでリーアム・ニーソンの声を担当している石塚運昇と、豪華な布陣が集結した。
『犬ヶ島』
5月25日(金)全国ロードショー
監督:ウェス・アンダーソン
出演(声):ビル・マーレイ ジェフ・ゴールドブラム エドワード・ノートン ハーヴェイ・カイテル ティルダ・スウィントン F・マーレイ・エイブラハム ボブ・バラバン フランシス・マクドーマンド 野村訓市 スカーレット・ヨハンソン グレタ・ガーウィグ ブライアン・クランストン リーブ・シュライバー コーユー・ランキン ヨーコ・オノ 野田洋次郎(RADWIMPS) 夏木マリ 村上虹郎 渡辺謙
日本語吹替え:森川智之 楠大典 川島得愛 遠藤綾 屋良有作 戸松遥 石塚運昇
配給:20世紀フォックス映画
【ストーリー】 近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島”に追放する。ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に降り立った。愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく―。
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation