カンヌ国際映画祭カメラドール受賞作『若い女』夏公開決定!

2017年のカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞したフランス映画『Jeune Femme』(原題)が、邦題『若い女』として、夏に日本公開されることが決定した。

本作でデビューを飾る監督のレオノール・セライユは、2013年にフランス国立映画学校の卒業制作として書いた脚本をもとに本作を完成させ、見事2017年カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞し、さらにフランスで最も権威のある映画賞セザール賞にもノミネートされた。主演のレティシア・ドッシュは、パリ中をエネルギッシュに動き回る主人公ポーラを体現し、リュミエール賞最有望女優賞に輝いた。

さらに、アンスティチュ・フランセ東京で開催中の「カイエ・デュ・シネマ週間」のクロージング作品として、4月15日に本作が上映されることが決定。また、上映後には『勝手にふるえてろ』が大ヒット中の大九明子監督のトークショーが実施される。

■『若い女』プレミア上映 概要
日時:4月15日(日)開場16:45/開映17:00
場所:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
詳細:http://www.institutfrancais.jp/tokyo/events-manager/cinema1804151700/

『若い女』
夏より、渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー
監督・脚本:レオノール・セライユ
出演:レティシア・ドッシュ グレゴワール・モンサンジョン スレマン・サイエ・ンディアエ
配給:サンリス

【ストーリー】 フランス、パリ。31歳のポーラは、10年付き合った年の離れた恋人に突然捨てられる。お金も、家も、仕事もないポーラは途方に暮れ、苦しまぎれに恋人の飼い猫ムチャチャを盗む。猫を連れてきたことで、居候先の友人宅からも、安宿からも追い出され、実家に戻ろうとするも、疎遠だった母親からは拒絶されてしまう。パリにはポーラの居場所などなかったのだ。なんとか住み込みのベビーシッターのバイトを見つけ、ショッピングモールの下着屋でも働き始める。ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが…。

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