hideの盟友、X JAPANのリーダーYOSHIKI出演!ドキュメンタリー映画『HURRY GO ROUND』

1998年5月、人気絶頂のなか突然他界した、X JAPANのギタリストhide。永眠から20年となる今年に「hide 20th Memorial Project」が発足し、その一環として製作されるドキュメンタリー映画『HURRY GO ROUND』が、5月26日より全国公開となる。このほど、hideをよく知る人物の1人として、X JAPANのリーダー、YOSHIKIのインタビュー出演が決定した。

本作は、hideの墓石に刻まれている、事実上最期の楽曲「HURRY GO ROUND」の歌詞に隠されたメッセージを、生前のhideを知らぬ男、俳優・矢本悠馬がナビゲーターとして、hideの最期の足取りを辿るドキュメンタリー。亡くなる前日に撮影された未公開映像の初公開を含む、今まで語られることがなかった真実が明かされる。神奈川県三浦市にあるhideの墓を皮切りに、生まれ育った横須賀、さらには亡くなる3ヶ月前に過ごしていた米ロサンゼルスでロケを敢行し、hideが過ごした地を巡る。また、hideの実弟・松本裕士(ヘッドワックスオーガナイゼーション代表取締役)、hide with Spread Beaverのメンバーであり、hideの共同プロデューサーI.N.A.、ロッキング・オン・ジャパン編集長 山崎洋一郎、当時のレコーディングエンジニアEric Westfallほか、hideをよく知る人物を訪ね、亡くなる直前のhideについて話を聞く。

そして今回、X JAPANのリーダー、YOSHIKIのインタビュー出演が発表された。hideが「X」(後の「X JAPAN」)に加入した1987年からインディーズ時代を経て、バンドが解散した1997年までの10年間、共に歩んだ同志であるYOSHIKI。1998年hide急逝の際には、葬儀で友人代表として弔辞を送ったYOSHIKIが、今まで明かさなかったhideの真実について語る。

『HURRY GO ROUND』
5月26日(土)全国公開
監督:石川智徹
ナビゲーター:矢本悠馬
主題歌:hide with Spread Beaver「HURRY GO ROUND」(UNIVERSAL J)
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 1998年5月2日hide永眠(享年33歳)。それは、突然の訃報だった。hideという存在はどれほどまでに大きかったのだろう。東京・築地本願寺にはおよそ5万人のファンが押し寄せ、急に訪れた永遠の別れを受け入れられず、泣き崩れ、絶叫する人々が後を絶たなかった。あれから、20年…。神奈川県三浦市にあるhideの墓は綺麗に掃除され、沢山の花に囲まれている。ファンの想いは20年経った今でも色褪せていない。そこに一人の俳優が墓参りに訪れる。「亡くなってから20年経っている墓には到底思えない」。そう呟いたのは俳優・矢本悠馬。「hideの印象は?」と聞くと…「当時、ニュースで人気のあったミュージシャンが亡くなったというのを何となく覚えているぐらいですかね」。それもそのはず、矢本は現在27歳。hideが亡くなった1998年当時は小学1年生。もちろん、hideという名前は知っているし、楽曲も数曲知ってはいるが、ファンからするとhide初心者に間違いない。そんな矢本が気になったのは、墓石に刻まれている事実上最期の楽曲とされる「HURRY GO ROUND」の歌詞。その文字を追うと、輪廻転生を表現する言葉にも見て取れる。hideはどうやって生きて、どうして亡くなってしまったのだろう。その心を胸に矢本悠馬のhideを知るドキュメンタリーはスタートする。hideが生まれ育った横須賀を訪れ、若きhideに触れ、保管されている大量の映像を片っ端から観まくる。hideの印象を折り紙1枚1枚に記すにつれ、矢本はhideという存在に魅了されていく。ある日、矢本はhideが亡くなる直前のスケジュールを手に入れると、亡くなる3ヶ月前に過ごしていたのはアメリカ・ロサンゼルスであったことを知る。しかしそのスケジュールに詳細は一切書かれていない…。そこにヒントがあると確信した矢本は渡米し、当時の足跡を追うことに。亡くなる3ヶ月前のhideは何を思い、どのように過ごしていたのか?ロサンゼルスから帰国後、矢本は、亡くなる直前hideと対峙した人々に話を聞く。hideをよく知る人々が涙ながらに語る「亡くなる数時間前の後悔」とは?全ての鍵が揃い、今、「HURRY GO ROUND」という謎の扉が開かれる。そこにはhideが語ることの無かったメッセージが存在している。

(C)2018 「HURRY GO ROUND」製作委員会