WOWOWがアメリカ国外としては世界初となる制作と放送を手掛け、“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する「東京ドラマアウォード2017」の特別賞を受賞した「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」。その待望の第2シリーズ「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」が、今秋にWOWOWにて放送開始となる。このほど、約4か月に及ぶ撮影が終了し、主演の吉田羊らキャスト陣からコメントが寄せられた。
先日、都内近郊のロケ地にて、「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」の主人公の女刑事・石川百合を演じてきた吉田羊をはじめ、高木信次郎役の永山絢斗、立川大輔役の滝藤賢一、金子徹役の光石研、本木秀俊役の三浦友和らレギュラーキャストの面々が、約4か月にわたるすべての撮影を終えて、無事にクランクアップを迎えた。最後のシーンを撮り終えた吉田は一言一言丁寧に感無量の思いを語った。「完走できてホッとしております。(私以外の)4人の最後のシーンを見ていたら本当に終わってしまうんだなという気持ちと、(自身が演じる)百合さんが孤独ではなくなったんだなとグッときて、ちょっと泣いてしまいました」とシーズン2の現場を通して深まったチームの絆に思わず涙したことを明かした。永山は「まったく終わった気がしていません」と語りながらもシーズン1の時よりもみんなに甘えてしまったことへの感謝を述べ、滝藤は「シーズン3と映画化、そして海外ロケで皆様とお会いできるのを楽しみにしています(笑)」とおどけて見せた。光石は「ホームに帰ってきた感覚で楽しかった」とこのチームで過ごした日々の充実感を、そして三浦は「ハードなスケジュールではあったが、作品が絶対面白くなると確信しているからこそみんなで乗り切れた」と本作への確かな自信を口にした。
■吉田羊 コメント
シーズン2、みなさんと完走できてホッとしております。(私以外の)4人の最後のシーンを見ていたら本当に終わってしまうんだなという気持ちと、(自身が演じる)百合さんが孤独ではなくなったんだなとグッときて、ちょっと泣いてしまいました。今シーズンはなんだか本当にいろんなものと闘ったという気がします。スケジュール、天気、体力、本当にみなさん大変な思いをされたなとは思いますが、それでも制限された環境の中で嬉々として最高のものを目指している姿が頼もしく、改めて良いチームだなぁと思いました。過酷な思いをしたシーンほど画が良いんだよねと、昔、あるプロデューサーが言っていましたけれど、そういう意味ではこのシーズン2はきっと良い画の連続になるだろうと思います。このシーズン2が、シーズン3、シーズン4という未来を連れて来てくれるような気がしています。そしてきっとこれは叶うのではないかと確信しています。その時にはぜひこのシーズン2でさらに強くなったこのチーム・コールドケースで、同じメンバーで同じように闘えたら嬉しいです。ひとまず、おさらばではありますが、皆様必ず再会致しましょう!
「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」
今秋、WOWOWプライムにて放送開始
監督:波多野貴文 内片輝 守下敏行
脚本:吉田康弘 酒井雅秋 野木萌葱 瀧本智行 蓬莱竜太 瀬々敬久
出演:吉田羊 永山絢斗 滝藤賢一 光石研 三浦友和
(c) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production