ロシアの鬼才、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督最新作『ラブレス』本編映像

『父、帰る』でヴェネツィア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞したアンドレイ・ズビャギンツェフ監督最新作『ラブレス』が、4月7日より公開となるのに先立ち、本編映像が公開された。

本作は、息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が、失敗した過去をお互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を描く。第70回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞、第90回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされた。

本編映像は、目の前に座っている息子のアレクセイと、スマートフォンに夢中で彼に目もくれない母親とのシーンが収められているほか、ロシアの広大で荒涼とした森の中で失踪したアレクセイの捜索に献身的に協力するボランティア隊の姿が映し出され、サスペンスフルな展開を予想させる映像となっている。

『ラブレス』
4月7日(土)、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:マルヤーナ・スピヴァク アレクセイ・ロズィン
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 離婚協議中のボリスとジェーニャの夫婦は、それぞれすでに別のパートナーがいて早く新しい生活に入りたいと苛立ちを募らせていた。12歳になる息子のアレクセイをどちらが引き取るかについて言い争うふたり。耳をふさぎながら両親の口論を聞いていたアレクセイはある朝、学校に出かけたまま行方不明になってしまう。夫婦は自分たちの未来のために息子を探すが…。

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