世界の名峰に挑む登山家・アスリートたちを迫ったドキュメンタリー映画『クレイジー・フォー・マウンテン』が7月21日より公開されることが決定し、併せて本作のポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、5大陸の難関峰への登頂をはじめ、山を舞台とした様々なエクストリーム・スポーツに挑む登山家・アスリートたちを壮大なスケールで記録したドキュメンタリー。エベレスト(ネパール)、モンブラン(フランス)、デナリ(アメリカ)、メルー(北インド)など、世界屈指の難関峰に挑む登山家たち、垂直の岩壁をロープを付けずに登頂する天才クライマーのアレックス・オノルド、グランドキャニオンでマウンテンバイクに乗りながらのスカイダイビング、時速360キロに達するといわれるウィングスーツでの山頂からの滑空やパラグライダーなど、危険なスポーツをこなすアスリートたちの勇姿に手に汗を握る。昨年、オーストラリアでは興行収入が150万ドルを突破し、ドキュメンタリー映画としては年間1位の大ヒットを記録。映画批評サイト「Rotten tomatoes」では96点と高得点を獲得し、第61回ロンドン・フィルムフェティバルなど世界の映画祭で喝采を浴びた。
ポスタービジュアルは、垂直の雪山をロープ1本で登る男の緊迫の場面を切り取り、頂上の先にある絶景を渇望してしまうような仕上がりとなっている。
また、荘厳なオーケストラ演奏が醍醐味と言える本作の音楽を担当するのは、オーストラリアの名誉勲章「オフィサー」を受賞し、国際的名声をもつ作曲家のリチャード・トネッティ。オーストラリア管弦楽団の奏でるヴィヴァルディ「四季」やベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」などの調べと、息を呑む映像美のコラボレーションが実現した。
『クレイジー・フォー・マウンテン』
7月21日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・製作:ジェニファー・ピードン
音楽:リチャード・トネッティ
撮影:レナン・オズターク
ナレーション:ウィレム・デフォー
配給:アンプラグド
©2017 Stranger Than Fiction Films Pty Ltd and Australian Chamber Orchestra Pty Ltd