ホン・サンス監督 × キム・ミニ カンヌ国際映画祭出品作『それから』予告編

昨年の第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された、名匠ホン・サンス監督最新作『それから』が初夏より公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、小さな出版社に勤めることになったアルムが、社長とその妻と愛人との間で起こるおもわぬ騒動に巻きこまれるドラマ。主演は、『お嬢さん』に出演したキム・ミニが務める。

ホン・サンス監督は、2015年の『正しい日 間違えた日』でキム・ミニと運命的に出会い、2017年ベルリン国際映画祭では『夜の浜辺でひとり』で主演女優賞という栄冠をもたらした。そして本作では、会話と軽喜劇的な設定という独特のスタイルを貫いてきたホン・サンスが、美しいモノクロームの世界で、男と女の可笑しみを等しく俯瞰の視点から描いている。

『それから』
初夏 ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー
監督・脚本:ホン・サンス
出演:クォン・ヘヒョ キム・ミニ キム・セビョク チョ・ユニ キ・ジュボン パク・イェジュ カン・テウ
配給:クレストインターナショナル

【ストーリー】  妻に浮気を疑われ、窮地に立たされている男が経営する出版社に勤めることになったアルム(キム・ミニ)。初日早々、社長の妻がやってきて、アルムを夫の不倫相手と決めつけ騒ぎ立てる。同じ日の夜、前任者であり社長の愛人であった女がひょっこり戻ってきたことで、事態は思わぬ方向へ…。

© 2017 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.