2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ直後の最初の反撃の全貌を映画化した、クリス・ヘムズワース主演作『12 Strong』(原題)が、邦題『ホース・ソルジャー』として5月4日より公開されることが決定した。併せて、本作の場面写真がお披露目となった。
本作は、9.11直後の最初の反撃であり、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願した12人のアメリカ陸軍特殊部隊員(グリーンベレー)の勇姿を描く。彼らのミッションは、反タリバンの地元勢力と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。最新兵器を擁する敵勢5万人に対し、ミッション遂行に与えられた期間はわずか3週間。さらに戦地は険しい山岳地帯のため、彼らは“馬”に乗って戦う必要に迫られる。『ブラックホーク・ダウン』などを手掛けたハリウッド随一のヒットメーカーであるジェリー・ブラッカイマーが、デンマークのCM界の鬼才でコソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に抜擢し製作した。
部隊を率いるミッチ・ネルソン大尉を演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース。腹心の部下には、オスカーに2度ノミネートされ、『シェイプ・オブ・ウォーター』でも注目されるマイケル・シャノン。さらに、『フューリー』のマイケル・ペーニャ、『ムーンライト』での演技が記憶に新しいトレバンテ・ローズらが脇を固める。
場面写真は、最新鋭の武器や装備を身にまといながら馬にまたがり、アフガニスタンの危険な戦場を勇ましく駆け回るクリス・ヘムズワースの鬼気迫る表情や、緊張感に満ちたアメリカ兵たちのリアルな姿が垣間見える内容となっている。
『ホース・ソルジャー』
5月4日(金・祝)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ニコライ・フルシー
原作:ダグ・スタントン「ホース・ソルジャー」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:クリス・ヘムズワース マイケル・シャノン マイケル・ペーニャ トレバンテ・ローズ
配給:ギャガ
【ストーリー】 2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、さらに将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される─。
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