マーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』オスカー受賞デザイナーによるNYファッションに注目!

『(500)日のサマー』『gifted/ギフテッド』のマーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』が4月14日より全国ロードショーとなる。このほど、本作に登場する3人の女性キャストの衣装が目を引く場面写真が公開された。

093_OLB_Unit_02410R2

本作は、退屈な毎日を送っていた青年が、おかしな隣人と父の愛人との出会いを経て、少しだけ大人へと成長する物語。主人公トーマスを演じるのは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に出演が決定した若手英国俳優のカラム・ターナー。このほか、ジェフ・ブリッジス、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン、『DOPE/ドープ!!』やNetflix「イージー」で人気急上昇中のカーシー・クレモンズなど新旧豪華キャストが共演を果たした。

場面写真は、マンハッタンの中で住まう地区も違う、ケイト・ベッキンセール演じる主人公の父の愛人ジョハンナ、シンシア・ニクソン演じる主人公の母親ジュディス、カーシー・クレモンズ演じる主人公が想いを寄せる女の子ミミの3人が、それぞれのキャラクターに合わせた衣装を着こなしているシーンを切り取っている。

高級ブティックが立ち並ぶソーホーに住み、フリー編集者として働くジョハンナは、グレーのコートとサングラスでクールにまとめながら、ヴィヴィッドな色のバッグで遊び心をプラス。若いアーティストが集うロウワー・イーストサイドに住むミミは、キュートなミニワンピースの日もあれば、黄色のニットコートにアクセントのベルト、ダメージジーンズでカジュアルな日も。高級住宅街のアッパー・ウエストサイドに住む元アーティストのジュディスは、ブロンドの髪に映えるオリエンタルなシースルーガウン。また、ニューヨークの社交界には欠かせないパーティに、ジョハンナはボディラインが強調される黒のマーメイドドレス、ミミは背中が大胆にあいたミニドレス、そしてジュディスは大ぶりの花柄が印象的な上品なネイビーのドレスを選択。日常もドレスアップも、個性を生かしたファッションを楽しむのがニューヨーカー流だ。

衣装を担当したのは、『イングリッシュ・ペイシェント』でオスカー受賞歴を持つアン・ロス。これまでアンは、『めぐりあう時間たち』、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』など、ニューヨークに暮らす人物が登場する作品の衣装を手掛けてきた。今回は各キャラクターを形作るため、ファスト・ファッションチェーン「H&M」からオートクチュールまで幅広く調達し、ニューヨークに住むキャラクターをリアルに描いている。

『さよなら、僕のマンハッタン』
4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開
監督:マーク・ウェブ
出演:カラム・ターナー ケイト・ベッキンセール ピアース・ブロスナン シンシア・ニクソン ジェフ・ブリッジス カーシー・クレモンズ
配給:ロングライド

【ストーリー】 大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せるミミと行ったナイトクラブで、父と愛人ジョハンナの密会を目撃してしまう。W.Fの助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるうちに、彼女の底知れない魅力に溺れていく。退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる…。

© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC