チョ・インソン × チョン・ウソン 映画『ザ・キング』6分半の本編冒頭映像

“やられたら、やり返す!それが政治理念だ!”をモットーに、1%の成功者になるため翻弄される若き検事の成り上がりの人生を描き、権力の不条理さを赤裸々に訴えた韓国の大ヒット映画『ザ・キング』が、3月10日より公開となる。このほど、チョ・インソン演じる主人公の若き検事パク・テス、チョン・ウソン演じる検事部長ガンシク、ぺ・ソンウ演じる先輩検事ヤン・ドンチョルの意味深な会話から始まる6分半の本編冒頭映像が公開された。

本作は、1980年から2010年までの激動の韓国現代史を背景に、国家に蔓延する理不尽なパワハラや、大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを描くクライム・エンターテインメント。

本編冒頭映像では、金と権力のためにパワーゲームを繰り広げる主人公テスらの意味深な会話から始まり、突然の衝撃的な場面を経て、激動の韓国現代史を象徴する場面や政治の表舞台に登場する大統領たちの映像が登場。そして、テスの高校時代まで時間が一気にさかのぼり、不良学生だったテスがなぜ検事を目指すことになったのか、彼の物語の原点をテンポよく描写していく。

本作で8年ぶりのスクリーン復帰となるチョ・インソンは、主人公テスを演じるにあたり、「キャラクター自体の変化に焦点をあわせず、むしろテスが経験していく事件や出会う人々に注目しながら演じた。特に高校時代のテスの演技には多くの神経を注いだ」と語っている。主人公の高校時代から40代までの一代記を、特殊メイクやCG加工も一切せずに挑んだテスの姿には、ハン・ジェリム監督も「チョ・インソンそのものがテスだった」と絶賛だ。

また、3月10日の公開初日に上映劇場にて、インターナショナル版ポスターを使用した貴重なスペシャルチラシがプレゼントされることが決定した。※数量限定。なくなり次第終了。

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『ザ・キング』
3月10日(土) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:ハン・ジェリム
出演:チョ・インソン チョン・ウソン キム・ソジン ペ・ソンウ リュ・ジュンヨル キム・アジュン
配給:ツイン

【ストーリー】 ケンカ好きの貧しい青年だったパク・テス(チョ・インソン)は、暴力ではなく権力で悪を制する検事に憧れ、猛勉強の末に夢を実現、新人検事として地方都市で多忙な日々を始める。しかし、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長、ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、平穏だった人生は激変。富も名声も手にしたガンシクは、他人を踏み台にして出世し、大統領選挙を利用して権力をつかんだ“1%の成功者”だった。正義の仮面の下に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。だが、制裁の刃はすぐそこまで迫っていた…。

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