ジェームズ・アイヴォリー監督による文芸ロマンの名作『モーリス 4K』リバイバル上映決定!

20世紀初頭のイギリスを舞台に青年2人の禁断の愛を描いた文芸ロマンの名作『モーリス』が4Kデジタルで修復され、『モーリス 4K』として4月28日よりリバイバル上映されることが決定した。併せて、本作のビジュアルと予告編がお披露目となった。

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1909年にイギリス・ケンブリッジ大学で出会った2人の青年が、真実の愛と伝統社会の狭間で揺れ動き苦悩する本作。原作の小説「モーリス」は、E・M・フォースターが1914年に執筆するも、同性愛がテーマという理由で出版が許されず、作者の死後の1971年に出版された。そして1987年に、『眺めのいい部屋』(1986)、『日の名残り』(1993)など数々の文芸作品を繊細な映像美で綴ったジェームズ・アイヴォリー監督、脚色により映画化され、1980年代を代表するラブロマンス映画の金字塔として映画史にその名を刻んだ。

出演は、『パディントン2』や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなど、英国を代表する俳優として今も活躍し続けるヒュー・グラントと、人気TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのレストレード警部役でお馴染みのルパート・グレイヴス。彼らの若き美しい姿を4Kデジタル修正版で堪能でき、1988年公開当時はかなわなかった無修正版での上映も見どころの一つとなっている。

本作の監督と脚色を務めたジェームズ・アイヴォリーは、昨年から賞レースを賑わしている話題作『君の名前で僕を呼んで』の脚色で、本年度アカデミー賞脚色賞にノミネートされており、受賞すれば89歳最高齢でのオスカー受賞となる。

『モーリス 4K』
4月28日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:ジェームズ・アイヴォリー
原作:E・M・フォースター「モーリス」
脚色:ジェームズ・アイヴォリー キット・ヘスケス=ハーヴェイ
出演:ジェームズ・ウィルビー ヒュー・グラント ルパート・グレイヴス デンホルム・エリオット ベン・キングズレー
配給:KADOKAWA

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