人気漫画「東京シャッターガール」を、石川県金沢を舞台に劇場映画化、16歳の少女の心の成長を描く『金沢シャッターガール』が、2月3日より石川県で先行公開、2月9日より東京で公開。本作の出演キャスト手渡しによる“ちょっと早いバレンタインチョコ付舞台挨拶”が、2月9日にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、キャストの小牧那凪(旧名:のえる)、高畠菜那、髙井晴菜、浜田彩加、四谷奈々可、河島汐里、安井晶、有松来未、監督の寺内康太郎が登壇した。
主演の小牧は「一週間ほど前に金沢で舞台挨拶をさせていただいて、ネットで感想をいただき、映画ができたんだなと実感しております。ここまで来ると私たちにできることはないので、正直寂しい気持ちです。皆さんの拡散する力をお借りして、少しでも多くの方に『金沢シャッターガール』を観ていただきたいです」と力強く作品をアピール。
金沢生まれ金沢育ちの高畠は「私たち現役高校生が、自分たちの言葉で日常を表現した青春ストーリーです。この映画を通して、金沢の魅力を発信していきたい」と笑顔でコメントした。
撮影での思い出を聞かれた小牧は、海でのシーンをあげ、「10月の上旬、夜に半袖で撮影したのですが、海風が肌に突き刺さるように冷たくて…。寒くて辛かった記憶があります(笑)」と過酷な撮影現場でのエピソードを告白。高畠も「金沢に住んでいる私でも肌寒いなか、キャンプの撮影時はタンクトップで(笑)。『夏だ!』と思い込んで撮影に挑みました」と自身に暗示をかけて寒さを乗りきったことを明かしていた。
映画の上映後には、会場に集ったファンに感謝の気持ちを込め、キャストから手渡しでバレンタインチョコレートが配布された。
『金沢シャッターガール』
2月3日より石川県で先行公開、2月9日より東京で公開
監督・脚本:寺内康太郎
原作:桐木憲一
出演:のえる 高畠菜那 四谷奈々可 髙井晴菜 前崎隆一朗 浜田彩加 河島汐里 興膳実夏 安井晶 尾崎遥 向江桜
【ストーリー】 主人公の“花菜”と“琴子”“翔子”“楓”は中学時代の大の仲良し。高校に進学することで環境が変わる中、ほかの3人はそれぞれの新生活を歩みはじめ、新たな友人関係を築き、次なる目標に進んでいく。“花菜”だけが中学時代の環境からなかなか抜け出せず前に進めない。何でもないようなことでもあるが、なかなか過去から抜け出せず、現実と理想に葛藤し、新たな一歩が踏み出せない経験。思春期に一度は味わう懐かしい感情。ひとりの16歳の少女の『心の成長』を描いたストーリー。
©2016「金沢シャッターガール」映画製作委員会