60年代のフランスで活躍した歌手ダリダの波乱に満ちた生涯を描くフランス映画「DALIDA」(原題)が、邦題『ダリダ~あまい囁き~』として、5月19日より全国ロードショーされることが決定した。併せて、日本オリジナルのビジュアルと予告編がお披露目となった。
本作は、本国フランスで2017年1月に500館以上で公開され、総動員数77万人以上、初登場2位を記録した。ミス・エジプトに輝いた美貌とそのエキゾチックな歌声で一躍スターとなったダリダは、アラン・ドロンとのデュエット「あまい囁き」や、年下の恋人との恋愛を綴った「18歳の彼」、「べサメ・ムーチョ」など、自由奔放な恋愛を赤裸々に歌った曲で知られている。特に「あまい囁き」は、“パローレ パローレ”のフレーズで日本でも大ヒットし、ロシアのフィギュアスケート世界女王エフゲニア・メドベージェワがプログラム楽曲に使用するなど、まさに歴史に残る一曲となった。一方で、苦しい胸の内を歌った曲もあり、人生の喜びも悲しみもすべて歌っているダリダの曲は、数々のアーティストたちによってカバーされ、亡くなった今でもその功績は高く評価されている。
ダリダを演じるのは、モデル出身で映画初主演のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティ。60年代から70年代の洗練されたファッションと華やかなステージも必見だ。
予告編では、ダリダの絶えず注目を浴びる大スターとしての顔や恋多き一面とともに、女性としての幸せを求め続ける苦悩を捉え、本人による「べサメ・ムーチョ」や「灰色の途(みち)」が映像を一層ドラマチックに引き立てていく。
また、2月10日よりロゴ入りネイルファイル(爪やすり)付き特別鑑賞券(税込1,400円)も発売開始となる。※特典は数量限定で非売品。
『ダリダ~あまい囁き~』
5月19日(土)角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
監督・脚本:リサ・アズエロス
出演:スヴェヴァ・アルヴィティ リッカルド・スカマルチョ ジャン=ポール・ルーヴ ニコラ・デュヴォシェル ニールス・シュナイダー
配給:KADOKAWA
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