『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』ほっこりと可愛いモード・ルイスのイラスト&トークアプリに使用できるスタンプ画像の配布決定

カナダで最も有名な画家、モード・ルイスと夫の人生を描いた映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』が3月3日に全国ロードショーとなる。このほど、本作のモデルとなった実在の画家、モード・ルイスが描いた暖かく可愛らしいイラストと、これらのイラストをモチーフにした、トークアプリなどに使用できる12種類の“スタンプ画像”が公式HPで配布されることが決定した。

モードのイラスト

モードのスタンプ

本作は、小さな港町でカナダの美しい四季と動物を色鮮やかに描き続けた画家のモード・ルイスと、不器用ながらもモードを献身的にサポートした夫のエベレットが、運命的な出会いを経て夫婦の絆と幸せな日々を手に入れるまでを描く。モードを演じるのは、『ブルージャスミン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派、サリー・ホーキンス。そして妻への愛と尊敬の念を無骨に隠すエベレットは、『6才のボクが、大人になるまで。』などでアカデミー賞にノミネートされたイーサン・ホークが演じる。監督は、『荊の城』のアシュリング・ウォルシュが務める。

本作のプロデューサーであるメアリー・ヤング・レッキーは、モードの絵について、「モード・ルイスは、関節リウマチを患い人生を通して苦しんだけど、彼女の絵には影もなく陽気な面しかない。木には季節ごとに花や雪、そして紅葉が描かれているわ。空には鳥が飛び回り、シカたちは笑顔を見せ、ウシには長いまつ毛がある。人生に喜びを見出す彼女の絵は、見る人を幸せな気持ちにしてくれる。何も持っていなくても、人生は満ち足りると教えてくれるのよ」とコメントしている。

しあわせの絵の具_main

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』
3月3日(土) 新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマ、東劇ほか全国ロードショー
監督:アシュリング・ウォルシュ
出演:サリー・ホーキンス イーサン・ホーク
配給:松竹

【ストーリー】 カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意し、彼が1人で暮らす小屋のドアをノックする。子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。そんな時、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが…。

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