マーベルTVドラマシリーズ最新作『マーベル インヒューマンズ』が2月2日から2月8日の期間限定で全国のIMAX劇場（一部劇場を除く）にて先行上映され、3月3日より全国無料のBSテレビ局ディーライフ、3月10日より動画配信サービスHuluにて配信がスタートする。このほど、本作のIMAX先行上映を記念し、場面写真と予告編がお披露目となった。

主人公のブラックボルトは、本作のタイトルにもなっている“インヒューマンズ”の王であり、ほんのわずか囁くだけでも絶対的な破壊力を持つ声の持ち主で、全く声を発することのないマーベルきっての無口なキャラクター。ブラックボルトを演じたアンソン・マウントは、「くしゃみをしただけで世界を半分壊滅させるぐらいのパワーをブラックボルトは持っているから、この役に僕が惹かれたのはそのこともあるんだ。主人公なのに全く喋らないキャラクターを演じるというチャレンジだからね」と役柄への意気込みを語っている。

さらに、本作で重要な役割を担うマクシマスは、ブラックボルトの弟であり、インヒューマンズの住むアティランの民に対する強い献身の心を持ちつつも、自分自身が王になりたいという強烈な願望を持つ人物。この役を演じるため、自身の本来のウェールズ訛りを抑えることを決断したイワン・リオンは、「月面上だと奇妙だからウェールズ訛りを出さないようにしようと思ったわけではないんだ。このキャラクターがどういう話し方をするのか、自分の中で探っていくのはちょっとしたチャレンジになった。月に住む人々が皆アメリカ訛りというのも偶然の一致に過ぎるのだけれど、それはあまり心配していない。僕のキャラクターはアメリカ訛りのように聞こえるかもしれないけど、月で育ったから少し“月訛り”にしているよ」と役に対するこだわりを語っている。また、最初の2エピソード分をIMAXカメラで撮影し、劇場で先行上映される業界初の試みについても「僕たちにとって、いわば地図のない領域での経験となったよ。自分たちでもどんな仕上がりになるか分からないからワクワクしている」と本作へ期待を寄せている。

場面写真では、ブラックボルトの妻であるメデューサと仲睦まじく手を繋ぎ、階段を降りる姿が印象的。メデューサも特徴的な赤く長い髪の毛を自由自在に操ることのできる能力を持つ。そして、王の座を狙うマクシマスの姿も捉えている。

予告編は、IMAXカメラで撮影されたという、雨の一粒一粒までもが美しい映像からスタートし、インヒューマンズたちが個性豊かな能力を活かして戦う姿が披露されている。マクシマスが徐々にクーデターを引き起こしていくなか、ブラックボルトがテレポートできる能力を持つ巨大な犬のロックジョーと共に地球へ移動する衝撃的なシーンも登場している。

日本でも人気のある『エージェント・オブ・シールド』の第2シーズン中において既に紹介されている“インヒューマンズ”だが、彼ら自身を主役とするドラマは、TV、映画ともに今回が初めて。ストーリーやキャラクターたちは、マーベル・ユニバースにおいて多くのファンの支持を長年受けており、今後の展開に注目だ。

『マーベル インヒューマンズ』
2月2日～2月8日にIMAXにて先行上映
3月3日よりBSテレビ局ディーライフで放送、3月10日よりHuluにて配信がスタート

【ストーリー】　インヒューマンズの威厳ある王ブラックボルトは、軽くささやくだけで都市を破壊できるほどの声の力を持っていた。ある日、軍事クーデターによって、月を追われて散り散りになった彼ら王族たち（＝ロイヤルファミリー）は、地球のハワイへと逃れる。ハワイの豊かな自然と文化、そこに暮らす人々との触れあいは、ロイヤルファミリーにとって思いがけないものであった。しかも、それは彼らだけでなく、地球を救う鍵となっていく…。だが、これまでの生き方が永遠に失われてしまう前に、彼らは何としてでも自分の故郷に再び戻らなければならない…。

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