全世界328億円越えの大ヒットを記録したロングセラー児童小説の実写映画『パディントン』の続編となる『パディントン2』が2018年1月19日より全国公開される。本作の公開記念舞台挨拶が、1月20日にTOHO シネマズ新宿で行われ、前作に続きパディントンの日本語吹き替えを担当する松坂桃李をはじめ、ブラウン役の古田新太、ブラウン家の長女・ジュディ役の三戸なつめ、新キャラである落ち目俳優フェニックス・ブキャナン役の斎藤工が登壇した。
すでに公開された映画が日本でも大好評だという話しに松坂は「これは『3』もあるか…!? そうなったら嬉しいですね(笑)」と続編に期待を込めると、会場からは同意の拍手が。1月16日に行われたジャパンプレミアに来日したヒュー・グラントとヒュー・ボネヴィルの話に及ぶと、会場に行けなかった松坂は「ずるかった…。うらやましいですね」と悔しそうな表情を見せていた。
本作でパディントンが初めてのアルバイトでプレゼントを買うことにちなみ、初めてのバイトで買ったものは?という質問が。高校一年生の時に初めてアルバイトをしたという松坂は、「いわゆる高校デビューをしようと思い、ピチピチのスキニーデニムを買ったんですけど、あまりにピチピチすぎて自転車がこげなかった」ことを告白。「これで流行りに乗れると思ったんですけど…(笑)」と苦笑いしていた。
同じ質問に斎藤は、「原宿の竹下通りにあった、某ファーストフード店でバイトをしました。フライを担当していて、商品がちょっとかけると破棄になるんです。でもアップルパイがもったいなくて、ポケットに忍ばせたんですけど、しゃがんだ瞬間に中のパイがはじけて火傷しまして…。そこに塗る馬油を買いました」とこちらも苦い経験談を披露し会場を爆笑させた。
最後に2018年の抱負を聞かれた松坂は、「うちの事務所の人たちが増えるように、もっと活躍したい。スタッフが足りないんで…」と、現実的な悩みを告白。斎藤も「この段階で確定申告に向けて領収書のすみ分けをしたい。いつもギリギリで…」とこちらも現実的な話が飛び出し、会場は笑いに包まれていた。
『パディントン2』
1月19日(金)公開
監督:ポール・キング
出演:(声)ベン・ウィショー ヒュー・グラント ブレンダン・グリーソン ヒュー・ボネヴィル サリー・ホーキンス
日本語吹替:松坂桃李 古田新太 三戸なつめ 斎藤工
配給:キノフィルムズ
【ストーリー】 ロンドンのウィンザー・ガーデンで、ブラウン家の“家族”として、幸せに暮らすパディントン(声:ベン・ウィショー)。誰に対しても礼儀正しく親切なパディントンは、たくさんの友達に囲まれていた。もうすぐ、ペルーでひとりぼっちだったパディントンを育て、ロンドンへと送り出してくれたルーシーおばさんの100歳の誕生日。完ぺきなプレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさん(ジム・ブロードベント)のアンティークショップで、ワンダフル!な飛び出す絵本を見つける。だが、世界にたった1冊しかないその絵本は、とても高価だ。パディントンは、働いてお金を貯めようと決意する。
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