「もうバケモノです」北川景子、家族旅行後の“体力差”に苦笑!子どもの元気さに会場爆笑

作家・湊かなえのベストセラーミステリーを映画化した 未来 の公開記念舞台挨拶が5月9日、TOHOシネマズ日比谷で行われ、主演の黒島結菜をはじめ、山﨑七海、細田佳央太、近藤華、北川景子、瀬々敬久監督、そして原作者の湊かなえが登壇した。

本作は、『告白』などで知られる湊かなえがデビュー10周年の節目に発表し、“集大成”とも評された同名小説を実写映画化した社会派ミステリー。複雑な家庭環境で育った教師・真唯子と、未来の自分から届いた手紙を支えに生きる少女・章子を軸に、虐待やいじめ、孤独といった社会問題を鋭く描き出す。監督を務めたのは『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久。声にならない痛みを抱える人々の“見えない声”に寄り添う作品となっている。

公開翌日に行われたイベントでは、キャスト陣が撮影から約1年半を経ての公開への思いを語った。主人公・篠宮真唯子を演じた黒島結菜は、「『未来』という作品を通して時間を過ごす中で、映画が伝えたいことを自分自身も再確認することができた」とコメント。「この作品を通して何か社会に役に立つことができたらいいなと思っています」と作品への思いを明かした。

一方、章子の母・佐伯文乃を演じた北川景子は、原作ファンとして本作に参加できた喜びを吐露。「湊先生が『原作の向こう側を見せてもらえた』と仰っているのを聞いて、この上ない喜びというか、良かったと思いました」と語り、「原作ファンの方にも同じように感じていただけるのでは」と期待を寄せた。

イベントでは、“これは大切にしていきたい”と思うものについてトークが展開。二児の母でもある北川は、「夫婦共に家族と過ごす時間を作ることを大切にしている」と明かし、ゴールデンウィークに家族で軽井沢旅行を楽しんだエピソードを披露した。「カエルの卵を取ったり、川魚を釣ったり、子どもも喜んでくれた」と振り返る一方で、「夫婦はヘトヘトなのに、自宅に帰ってすぐに『ママ、公園に行きたい』になって。もうバケモノです」と苦笑い。子どもたちの底なしの体力に会場からも笑いが起こった。

また、“こんな未来になったらいいな”というテーマでは、北川が「子どもの還暦を見たい」と回答。「そうなると私は94歳くらいまで生きなければいけないので、その未来が健康で迎えられますように」と話し、再び会場を沸かせた。

最後に黒島は、「『未来』で描かれている問題や戦争、社会で起きている出来事は、私たちみんなで変えていかなければいけないことだと思います。みんなで良い未来を作っていきましょう」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

■作品情報
作品名: 未来
公開:絶賛上映中
原作:湊かなえ『未来』(双葉文庫)
監督:瀬々敬久
脚本:加藤良太
出演:黒島結菜、山﨑七海、坂東龍汰、細田佳央太、近藤華、松坂桃李、北川景子 ほか
配給:東京テアトル
映倫区分:PG12

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