谷崎潤一郎の傑作を原作にした映画『鍵』より、本予告編とポスタービジュアルが解禁された。

本予告編では、余命わずかな主人公・剣持(吹越満)と、妻・郁子(菅野恵)、そして部下の木村(小出恵介)による歪んだ愛の関係が描かれる。郁子が「木村さんの若々しい肉体が私を虜にする」と語る生々しい告白は、剣持の激しい嫉妬心を呼び起こし、死を目前にしながらも愛する人を求め続ける人間の本能と狂気が浮き彫りになる。愛と執着が入り混じる濃密な心理劇が、観る者の感情を大きく揺さぶる映像となっている。
あわせて公開されたポスタービジュアルは、「どうしても抱きたい 狂おしいほどに」というコピーとともに、郁子の妖艶な姿を捉えた印象的な一枚。まるで剣持の視点から見つめているかのような構図が、彼の欲望と嫉妬を象徴的に表現しており、作品のテーマを色濃く映し出している。
本作は、谷崎潤一郎の官能文学『鍵』を大胆にアレンジしたオリジナルストーリーとして映画化。余命半年を宣告された男が、若い妻の未来を案じるあまり、部下と妻を関係させようとする異様な選択を取る。しかし計画が進むにつれ、妻への想いを断ち切れない彼の嫉妬は次第に膨れ上がり、やがて破滅的な結末へと向かっていく。人間の愛と欲望の極限を描く“アンチプラトニック・ラブストーリー”だ。
主演は吹越満。妻・郁子を菅野恵、キーパーソンとなる木村を小出恵介が演じるほか、丸純子、那波隆史、佐倉萌、新藤まなみ、治田敦らが共演。監督は『れいこいるか』などで知られるいまおかしんじが務め、谷崎潤一郎生誕140年の節目に新たな解釈で名作に挑む。
▼予告編
■作品情報
タイトル:『鍵』
出演:吹越満、菅野恵、小出恵介、丸純子、那波隆史、佐倉萌、新藤まなみ、治田敦 ほか
原作:谷崎潤一郎『鍵』(新潮文庫刊)
監督:いまおかしんじ
脚本:松本稔/いまおかしんじ
制作:レジェンド・ピクチャーズ
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
上映時間:94分
製作国:日本
公開日:2026年6月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
レイティング:R-15
©2026「鍵」製作委員会

