映画『幕末ヒポクラテスたち』の完成披露舞台挨拶が4月5日、新宿ピカデリーで行われ、主演の佐々木蔵之介をはじめ、内藤剛志、藤原季節、藤野涼子が登壇した。

本作は、故・大森一樹監督の遺志を継ぎ、幕末の京都を舞台に蘭方医たちの奮闘を描く医療時代劇。佐々木は、市井の人々を分け隔てなく救う医師・大倉太吉を演じている。
イベント冒頭、佐々木は「一昨年の冬に撮影した作品を、今日初めて皆さんに観ていただいています。本当にドキドキしています」と緊張をにじませつつ、「こんなにも温かく迎えていただいて嬉しい」と感慨深げに挨拶。
一方、内藤は観客に「面白かったですか!?」と呼びかけ、会場は拍手喝采。「おおお!面白かったんですね!」と満面の笑みを見せ、場内を一気に和ませた。
本作への出演について佐々木は「京都出身の僕に、京都を舞台にした京都弁の作品ということで、こんなご縁はないと思いお受けしました」と語り、強い思い入れを明かす。藤原は「俳優として喉から手が出るほどやりたい役だった」と語り、藤野も「医療に携わる人々の思いに心を打たれた」と出演を決意した理由を振り返った。
さらに内藤は、「大森監督の遺志を継ぐ作品」と真面目に語る一方で、「蔵之介が主演だったので。大好きな奴だから出演を決めました!」とユーモアたっぷりにコメントし、会場を笑いに包んだ。
撮影現場についても軽快なやり取りが続く。藤原は「内藤さんが現場に来ると、エキストラの皆さんが拍手で迎える」と語り、内藤は「芝居は当たり前。楽しくやることが大事!」と持論を展開。佐々木は「衣装さんが“内藤さん、また下で喋ってはるわ”って(笑)」と暴露し、内藤も「声は聞こえるのに来ない!」と応戦、大きな笑いが起こった。
イベント後半では“世代ギャップ”トークも展開。電話の短縮ダイヤルやペンパルなど懐かしい話題が飛び出す中、佐々木は「台本。紙かデータか」と切り出し、「実は僕、データ派なんです」と告白。すると内藤は「何!?腹立つわ~!もう絶交じゃ!」とツッコミを入れ、会場は爆笑に包まれた。
最後に佐々木は、「“人生は短し、術は長し”という言葉の通り、大森監督のバトンを次世代へ繋げられたと思います。この作品を多くの方に届けたい」と力強く呼びかけ、イベントを締めくくった。





■作品情報
『幕末ヒポクラテスたち』
出演:佐々木蔵之介、藤原季節、藤野涼子、室井滋(ナレーション)、真木よう子、柄本明/内藤剛志 ほか
監督:緒方明
脚本:西岡琢也
配給:ギャガ
公開:2025年5月8日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
ストーリー:
幕末の京都の村を舞台に、貧しい者からは診療費を取らず、人々を救う蘭方医・大倉太吉の姿を描く本作。漢方医・玄斎との対立や、命を救われた青年・新左との出会いを通じて、太吉の生き様と人間ドラマが描かれていく。時代の転換期における医療と人の在り方を、ユーモアと温かさを交えて描いた爽快な時代劇となっている。
©「幕末ヒポクラテスたち」製作委員会

