『このごにおよんで愛など』が、2026年11月27日(金)に公開されることが決定した。是枝裕和や西川美和のもとで助監督として経験を積んだ広瀬奈々子によるオリジナル長編第2作であり、多様な“愛のかたち”を描く意欲作となっている。

本作は、“わがままで、ずるくて、だけど愛おしい”主人公・詩(うた)と、彼女に振り回される夫と恋人の3人が織りなす、一筋縄ではいかない関係性を描いた物語。絵本作家である詩は、夫・杜夫と穏やかな生活を送りながらも、編集者であり恋人でもある潤奈との関係も続けている。そんな中、詩が突拍子もない提案を口にすることで、3人の関係は大きく揺れ動いていく。
主演を務めるのは長澤まさみ。自由奔放で矛盾を抱えた主人公・詩を演じ、その存在感で物語の中心を担う。詩の夫・杜夫役には柄本佑、そして詩の恋人・潤奈役には石橋静河が出演。3人はそれぞれ異なる価値観を持ちながらも、ぶつかり合い、寄り添いながら関係を築いていく。
物語の軸となるのは、「愛とは何か」「共に生きるとはどういうことか」という普遍的なテーマ。既存の家族観や恋愛観にとらわれず、複雑で曖昧な感情を丁寧にすくい上げながら、現代における多様な関係性の在り方を描き出す。詩の提案から始まる3人の共同生活は、理想と現実の狭間で揺れ動きながら、それぞれが“愛すること”の意味を模索していく過程を映し出す。
また、本作は台湾の撮影スタッフを迎えた日台合作作品として制作されており、撮影監督にヤオ・ホンイーを起用。東京という都市を新たな視点で切り取った映像美も見どころのひとつだ。さらに音楽はシンガーソングライターのHIMIが担当し、作品全体の音楽を手がけるのは本作が初となる。
あわせて解禁された特報映像では、「3人でこの家に住むの」という詩の一言から物語が動き出す様子が描かれ、彼女の奔放さと、それを受け止める2人の複雑な感情が垣間見える内容に。ティザービジュアルも、3人の関係性を象徴する印象的な1枚となっている。
多様な生き方が模索される現代において、“愛する人と共にいるために何が必要なのか”を問いかける本作。3人の不器用で愛おしい関係が、観る者に新たな視点を提示する。
▼特報映像
■作品情報
『このごにおよんで愛など』
公開日:2026年11月27日(金)
監督・脚本・編集:広瀬奈々子
出演:長澤まさみ、柄本佑、石橋静河 ほか
音楽:HIMI
製作・配給:K2 Pictures
制作プロダクション:K2 Pictures Production
© 2026 K2Pictures

