第20回大阪アジアン映画祭でJAIHO賞を受賞し話題を呼んだ韓国映画『君と僕の5分』(原題:너와 나의 5분)が、6月5日(金)より新宿武蔵野館、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開されることが決定。あわせて特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、日本カルチャーがまだタブー視されていた2001年の韓国・大邱を舞台に、日本の音楽や漫画をきっかけに心を通わせていくふたりの少年の青春を描く物語。J-POPや日本のアニメを愛する若者たちの喜びや葛藤を繊細に映し出しながら、普遍的な青春の痛みとときめきを描くボーイ・ミーツ・ボーイ映画となっている。
物語の主人公は、内気な転校生の高校生ギョンファン。日本の音楽やアニメが好きな彼は、昼休みにMP3プレイヤーでJ-POPを聴くことを密かな楽しみにしていたが、その趣味をクラスメイトから「オタク」とからかわれてしまう。そんな彼の隣の席に座る学級委員のジェミンも、実は日本のカルチャーに興味を持っていることが判明。ふたりは学校帰りのバスでイヤフォンを分け合いながら音楽を聴き、次第に距離を縮めていく。
放課後のゲームセンターやCDショップ、映画館など、ささやかな時間を共有するなかで友情は深まっていくが、ギョンファンがある秘密を打ち明けた日を境に、ジェミンの態度は一変。誰にも言えない想いと、時代の空気のなかで揺れる少年たちの関係が、切なくも瑞々しい青春ドラマとして描かれる。
解禁された特報映像では、「僕らは好きなものを好きだと言えなかった」という印象的なテロップとともに、ギョンファンとジェミンが日本の音楽や漫画を通して心を通わせていく姿が映し出される。イヤフォンを分け合って音楽を聴くふたりの姿や、バスケットボールで笑い合う瞬間が描かれる一方、クラスメイトからのいじめや母親の問いかけに追い詰められていくギョンファンの姿も映し出される。ラストには、眠るジェミンが肩にもたれかかり、思わず頬を緩めるギョンファンの表情が切なく残る映像となっている。
ポスタービジュアルには、通学バスの最後尾に座るギョンファンとジェミンの姿が収められ、「あの頃、あの歌。ふたりだけの時間。」というコピーが添えられている。窓の外を見つめるジェミンと、その横顔を見つめるギョンファン。交わらない視線とわずかな距離感が、二人の関係のもどかしさと淡い感情を象徴するビジュアルに仕上がっている。
監督・脚本を務めるのは、本作が長編デビュー作となるオム・ハヌル。自身が10代の頃に体験した日本カルチャーへの憧れをもとに脚本を書き始め、14年の歳月をかけて完成させた。作中ではglobeの楽曲「DEPARTURES」「FACES PLACES」が挿入歌として使用され、当時の日本カルチャーを象徴する音楽が物語に彩りを添える。
主人公ギョンファン役には、ミュージカル「ビリー・エリオット」でデビューし、短編映画『ユウォル:世界を踊らせた少年』でも注目を集めたシム・ヒョンソ。ジェミン役にはドラマ「恋するアプリ Love Alarm」などに出演するヒョン・ウソクが扮する。さらに映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のコン・ミンジョン、『エクストリーム・ジョブ』などのイ・ドンフィら実力派俳優が脇を固め、青春のきらめきと痛みを丁寧に描き出している。
▼特報映像

■作品情報
タイトル:君と僕の5分
公開日:2026年6月5日(金)より新宿武蔵野館、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
出演:シム・ヒョンソ、ヒョン・ウソク、コン・ミンジョン、イ・ドンフィ
監督・脚本:オム・ハヌル
製作:アン・ビョンレ、イ・エデン
撮影:キム・ヒムチャン
編集:ウ・ヒジョン
照明:ホ・ギヨン
音楽:イ・ミョンロ
美術:キム・ジニョン
製作:gozip studio
挿入歌:globe「DEPARTURES」「FACES PLACES」(avex globe)
原題:너와 나의 5분
英題:404 Still Remain
日本語字幕:田村麻美
提供:JAIHO/SPOTTED PRODUCTIONS/Hulu
配給:SPOTTED PRODUCTIONS/TWIN
製作年:2025年
製作国:韓国
上映時間:104分
レイティング:PG-12
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