“いじめ”“SNSによる風評被害”“地方コミュニティの閉鎖性”といった現代社会の問題をテーマにした映画『シーシュポスたちのまなざし』が、2026年6月5日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが解禁された。

本作は、噂やSNSの情報が瞬く間に拡散する現代社会の危うさを背景に、過去の“告発事件”の真相を追う大学生たちの姿を描いたオリジナル作品。主演は、本作が映画初主演となる俳優・グラビア・アイドルとして活躍する豊田ルナ。新進気鋭の若手キャストが集結し、青春の葛藤と社会の闇をリアルに浮かび上がらせる。
解禁されたポスタービジュアルでは、「告発は正義か、暴力か カメラの向こうに、真実はあったのか?」というキャッチコピーが掲げられ、主人公・真優がカメラを手にしながらも窓の外へ視線を向ける印象的な姿が描かれている。真実を追い求めながらも、自信を失い迷いを抱える主人公の複雑な心情が表現されたビジュアルとなっている。
物語の主人公は、大学でドキュメンタリー制作の授業を受ける黒田真優。彼女は高校時代、男性教諭・新田が男子生徒・野島に不適切な行為をしたとされる事件をきっかけに、SNSや週刊誌によって当事者の人生が大きく変わってしまった出来事を目の当たりにしていた。放送部の先輩であり好意を抱いていた野島は、この騒動によって学校に通えなくなり、以前のような日常を失ってしまう。理不尽さを感じていた真優は、その事件の真相を追うドキュメンタリー企画を提出し、監督として取材を進めていくことになる。しかし取材を重ねるうちに、関係者の証言は食い違い、地域社会は過去の出来事を掘り返すことに消極的であることが明らかになっていく。やがて真優は、当時自分が知らなかった事実、忘れていた自身の行動、そして野島や教師・新田の関係など、複雑に絡み合う真実へと近づいていく。青春の苦い記憶を辿りながら、隠されていた過去と向き合うことになる真優。果たして“告発”は正義だったのか、それとも暴力だったのか――。SNS時代の集団心理と真実のあり方を鋭く問いかける物語が展開する。
主人公・真優を演じる豊田ルナのほか、真優と衝突する同級生・原口健斗役を『ウルトラマンZ』などで知られる平野宏周が演じる。さらに山下航平、髙岡優らフレッシュな若手俳優が共演し、青春群像劇にリアリティを与えている。
監督・脚本は、ショートフィルム「痣」がカンヌ国際映画祭関連企画で上映され、VR映画「なぎさにて」がロッテルダム国際映画祭で公式上映されるなど国内外で評価を受けてきた井上博貴。鋭い社会視点と映像表現で、情報社会の闇を描き出す。
■作品情報
タイトル: シーシュポスたちのまなざし
公開日: 2026年6月5日(金)シネマート新宿ほか全国公開
出演:
豊田ルナ、平野宏周、髙岡優、山下航平、染野有来、門間航、大友一生、根矢涼香、神嶋里花、さくら、山戸ユキノ、松尾潤、小川涼、北川駿、長澤眞子、溝口奈菜、斉藤陽一郎、山田キヌヲ、橋本美和、細田善彦
監督・脚本: 井上博貴
製作: BBB/テラスサイド
製作年: 2026年
言語: 日本語
画面サイズ: ビスタサイズ
©「シーシュポスたちのまなざし」製作委員会

