「スマホに触れている時だけ見える透明な怪物」新感覚スクリーンタイム・ホラー『インビジブルハーフ』7月31日公開

若きクリエイター・西山将貴の長編監督デビュー作となるホラー映画『インビジブルハーフ』が、2026年7月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。主演はシエラりさ璃砂。スマートフォンを媒介にした“見えない恐怖”を描く、新感覚のスクリーンタイム・ホラーとして注目を集めている。

本作は、SNS世代の感覚を鋭く捉えた設定と、音響やVFXによる没入型の恐怖体験が特徴のホラー映画。監督を務める西山将貴は、縦型ホラー短編『スマホラー!』で国内外の映画祭から高い評価を受けた新鋭で、本作が待望の長編デビュー作となる。

物語の主人公は、ミックスルーツを持つ少女・エレナ。田舎町の学校に転校してきた彼女は、クラスに馴染めず孤独な日々を送っていた。隣の席のアカリだけが気さくに話しかけてくれるものの、エレナはなかなか心を開くことができない。そんな中、常にイヤホンをつけてスマホを手放さないクラスの問題児・猫歌(にゃん)の死をきっかけに、エレナの周囲で不可解な現象が起こり始める。

やがてエレナは、スマホを手にしている時だけ姿が見える“透明な怪物”に追われるようになる。イヤホン越しに聞こえる不気味な足音、スマホを触っている時だけ現れる恐怖の存在。次第に彼女自身もスマホを手放せなくなり、現実と恐怖の境界は崩れていく――。

正体不明の怪物に追われる恐怖を描きながら、本作は同時に、同調圧力やルッキズム、自己肯定感の揺らぎといった現代の若者が抱える“見えない痛み”にも踏み込む。西山監督自身が学生時代に感じていた孤独や居場所のなさを出発点に、2019年から6年をかけて完成させた作品だという。

主演のシエラりさ璃砂をはじめ、奥野みゆ、平澤瑠菜ら若手俳優が出演。さらに、VFXには『ゴジラ-1.0』にも関わったCao Moji(佐藤昭一郎)、音楽には堀本陸、撮影には『岸辺露伴は動かない』シリーズの山本周平など、気鋭のクリエイターが集結し、音響と映像が融合した臨場感あふれる恐怖体験を作り上げている。

また本作は、第33回レインダンス映画祭「最優秀国際長編映画賞」にノミネートされるなど、国内外の映画祭でも高い評価を獲得。さらに第19回田辺・弁慶映画祭では三冠を受賞するなど、公開前から注目を集めている。

全国公開に先駆け、2026年5月15日(金)にはロケ地であり監督の地元でもある愛媛県のシネマサンシャイン衣山で先行上映が予定されている。スマートフォンという身近な存在を恐怖の入り口に変える、新時代の青春ホラーが誕生する。

■作品情報
タイトル:インビジブルハーフ
公開日:2026年7月31日(金)
公開劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:
シエラ璃砂
奥野みゆ
平澤瑠菜
小沢まゆ あゆみ 石井亜未 大澤由理 酒井貴浩
監督・脚本・編集:西山将貴
音楽:堀本陸
VFX:Cao Moji
撮影監督:山本周平
製作:Test 8 Pictures
配給:ギークピクチュアズ
上映時間:106分
製作年/国:2025年/日本

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