イタリアで大ヒットを記録した映画『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』が、2026年6月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアル、予告編も解禁となった。

本作は1970年代のローマにある衣装工房を舞台に、そこで働くお針子たちの人生と再生を描くヒューマンドラマ。イタリア国内では220万人を動員する大ヒットとなり、2024年から2025年に公開されたイタリア映画の中で最も多くの観客を集めた作品に贈られる「第70回ダヴィド・ディ・ドナテッロ賞 観客賞」を受賞した話題作だ。
物語の舞台は、姉妹が営むローマの衣装工房。映画や舞台のための豪華な衣装が日々作られるこの場所では、個性豊かな女性たちが腕を振るっている。シングルマザーとして働く帽子担当のパオリーナ、家庭の問題を抱えるお針子ニコレッタなど、それぞれ事情を抱えながらも懸命に生きる女性たち。華やかな衣装づくりの裏側には、彼女たちの葛藤や希望に満ちた人生があった。ある日、世界的な衣装デザイナーから難題ともいえる新作衣装の依頼が舞い込む。工房の女性たちは、その高い要求に応えるべく知恵と技術を結集し、かつてない一着を作り上げようと奮闘する。しかしその過程で、彼女たちは自らの人生とも向き合うことになる。
監督を務めるのは『カプチーノはお熱いうちに』『あしたのパスタはアルデンテ』などで知られるフェルザン・オズペテク。自身が助監督時代に出会ったローマの老舗衣装工房で働く女性たちの姿に着想を得て、本作を生み出した。監督は、困難に立ち向かいながらも輝き続ける女性たちを「ダイヤモンドのような存在」と表現し、その強さと美しさを温かなユーモアとともに描き出している。
衣装デザインを手がけたのは新進気鋭のデザイナー、ステファノ・チャミッティ。劇中には70年代のハイファッションを彷彿とさせる衣装や、本作のために制作された数々のドレスが登場する。さらに、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』でクラウディア・カルディナーレが着用した白いドレスや、『ルートヴィヒ』でロミー・シュナイダーが着用した衣装など、映画史に残る名作の衣装が登場するのも見どころとなっている。
解禁されたポスタービジュアルには、鮮烈な赤いドレスとそれを制作するお針子たちの姿が印象的に切り取られている。このドレスは数百本の透明なリボンを一つひとつ手作業で縫い付けた珠玉の衣装で、職人たちの卓越した技術と情熱を象徴する一着だ。
予告編では、映画や舞台を支える衣装工房の活気あふれる様子が描かれ、俳優やデザイナーが行き交う舞台裏の世界が映し出される。そして「何者でもない私たちの可能性は無限大よ」という力強いセリフが、困難に立ち向かう女性たちの物語を象徴的に締めくくっている。
▼予告編
■作品情報
タイトル:『ダイヤモンド 私たちの衣装工房』
公開日:2026年6月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
監督:フェルザン・オズペテク
原案:フェルザン・オズペテク、カルロッタ・コッラーディ
脚本:フェルザン・オズペテク、カルロッタ・コッラーディ、エリーザ・カッセリ
音楽:ジュリアーノ・タヴィアーニ、カルメロ・トラヴィア
衣装:ステファノ・チャミッティ
出演:ルイーザ・ラニエリ、ジャスミン・トリンカ、ステファノ・アコルシ
製作年:2024年
製作国:イタリア
上映時間:135分
原題:Diamanti
配給:チャイルド・フィルム
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