谷口未央監督による長編第2作『長浜』の予告編と場面写真が解禁された。本作はユネスコ無形文化遺産にも登録されている「長浜曳山まつり」の子ども歌舞伎を舞台に、揺れ動く子どもたちの心を瑞々しく描いたヒューマンストーリーだ。

解禁された予告編では、台湾人の母・ヤオファと共に初めて父の故郷「長浜」を訪れた11歳の伊吹が、祭りの子ども歌舞伎の舞台に立つことになる姿が描かれる。慣れない歌舞伎の稽古に苦戦しながらも、祭り囃子「しゃぎり」の笛を吹く少女・花と出会い、少しずつ心を通わせていく二人。
さらに後半では、長浜曳山まつりの全面協力のもと撮影された臨場感あふれる祭りの映像が映し出される。映画監督・山田洋次から寄せられた「大勢の長浜の市民の人たちの想いが溢れてくるような作品」というコメントも挿入され、作品への期待を高める内容となっている。 
公開された場面写真では、歌舞伎の稽古に挑む伊吹の姿や、祭り囃子に向き合う花、そして祭りを支える人々の表情など、長浜の空気感と子どもたちの繊細な心の揺らぎが切り取られている。祭りの躍動感や美しい景観も印象的で、本作の世界観を象徴するビジュアルとなっている。
11歳の伊吹は、亡き父の遺骨を届けるため、台湾人の母と共に初めて父の故郷・長浜を訪れる。ちょうど祭りの準備が進む中、伊吹はかつて父が演じた子ども歌舞伎の女形を任されるが、慣れない土地と環境の中で孤立してしまう。そんな中、自身の性に違和を抱える少女・花と出会い、二人は互いに心を開いていく。やがて祭り本番が近づくにつれ、伊吹は父とその不在に向き合っていく――。
監督は長浜で幼少期を過ごした谷口未央。自身の記憶を重ねながら約8年をかけて完成させた本作は、『彦とベガ』に続く待望の長編第2作となる。主演は荘司亜虎、共演に加藤あんり、瑛蓮、池田良らが名を連ねる。



■作品情報
タイトル:『長浜』
出演:荘司亜虎、加藤あんり、瑛蓮、池田良、田中恵理、満克昌、松本大志郎、曽奈千春、久保田直樹
監督・脚本:谷口未央
撮影:根岸憲一
照明:佐藤仁
音響:松野泉
美術:塩川節子
エンディング曲:HASAMI group「消えても何かが」
製作:コルミオ・フィルム
配給:ブライトホース・フィルム
上映時間:93分
公開:2026年3月14日(土)新宿K’s cinemaほか全国順次公開
©コルミオ・フィルム

