保育の「昼」と「夜」から見えてくる、これからの子育てのかたち『夜間保育からモンテッソーリへ—子育ての未来—』公開決定

夜間勤務を含む多様な働き方が当たり前になりつつある現代社会において、子育てのあり方もまた大きな転換点を迎えている。本作は、夜間保育園の現場と、モンテッソーリ教育を取り入れた保育の実践を軸に、子どもの育ちと親の「働く」を支える最前線の環境を見つめたドキュメンタリー映画だ。

保育園のお迎えの時間に間に合わない家庭が3組に1組とも言われる日本の現状。作品は、夜間保育が単なる「預かりの場」ではなく、子ども一人ひとりの生活リズムや心の安定を支える重要な場であることを丁寧に映し出していく。同時に、モンテッソーリ教育を取り入れた保育の現場にもカメラを向け、子どもが主体的に育つ環境とは何かを問いかける。

監督を務めたのは片野仁志。前作『夜間もやってる保育園』(2017年)から約9年の歳月を経て、昼と夜、二つの保育の現場に寄り添いながら、社会がこれから選び取るべき〈子育ての未来〉を静かに、しかし力強く描き出す。語りを務める佐伯日菜子と成海花音の声が、現場のリアルな映像に寄り添い、観る者の心に深く訴えかける。

働くことと子育てをどう両立させていくのか――。本作は、その答えを一つに限定するのではなく、多様な選択肢と可能性があることを示しながら、私たち一人ひとりに考えるきっかけを与えてくれる111分となっている。上映期間中には英語字幕付き上映も予定されており、国内外に向けて日本の保育の現在地を発信する作品としても注目される。

▼予告篇
https://youtu.be/ljZ-1HA1YCc

■作品情報
作品名:夜間保育からモンテッソーリへ—子育ての未来—
公開日:2026年3月20日(金)より
公開劇場:シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
語り:佐伯日菜子、成海花音
出演:片野清美、天久薫、中尾正一郎 ほか
監督:片野仁志
プロデュース:石原弘之
配給・宣伝:ポルトレ
上映時間:111分
製作年/国:2026年/日本

©『夜間保育からモンテッソーリへ』製作委員会