第75回(2025年)ベルリン国際映画祭正式出品作となった音楽青春映画『1975年のケルン・コンサート』の日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。世界で最も売れたジャズ・ソロ・アルバムとして知られる「ザ・ケルン・コンサート」が、いかにして誕生したのか――その舞台裏にあった“嘘のような実話”を、18歳の女性プロモーターの視点から描き出す。

本作は、1975年1月24日にドイツ・ケルン歌劇場で行われた、天才ピアニスト、キース・ジャレットの伝説的ソロ・ライヴをめぐる物語。後に400万枚以上を売り上げる歴史的名盤となったこの公演は、実は開演直前までトラブル続きで中止寸前だった。そんな絶体絶命の状況を、若き女性プロモーター、ヴェラ・ブランデスの情熱と行動力が奇跡へと導いていく。
解禁されたポスタービジュアルでは、鍵盤の上を駆け出すヴェラの姿が大きく配され、「夢中がいちばん美しい。」というキャッチコピーが印象的に添えられている。また、ジョン・マガロが演じるキース・ジャレットのピアノ演奏シーンも確認でき、音楽と青春が交差する瞬間を切り取ったビジュアルに仕上がっている。
併せて公開された予告編では、音楽に魅せられた高校生ヴェラが、厳格な父に反発しながらもライヴ・ブッキングにのめり込み、キース・ジャレットの来独公演を実現させようと仲間たちと奔走する姿が描かれる。予告のラストには、ブロードキャスターの ピーター・バラカン によるコメント「実に面白い!人生は即興です!」が添えられ、物語の熱量とユーモアを印象づけている。
監督を務めるのは、音楽への深い造詣で知られるイド・フルーク。主演のマラ・エムデは、2025年ドイツ映画賞主演女優賞にノミネートされるなど高い評価を受けている。作品自体も同映画賞で作品賞ほか計4部門にノミネートされ、国際的な注目を集めているのも新情報のひとつだ。
▼予告編
■作品情報
タイトル:1975年のケルン・コンサート
原題:KÖLN 75
公開日:2026年4月10日(金)より全国順次公開
監督:イド・フルーク
製作:ソル・ボンディ
出演:マラ・エムデ、ジョン・マガロ、マイケル・チャーナス、アレクサンダー・シェアー
製作年:2025年
製作国:ドイツ/ポーランド/ベルギー
上映時間:116分
配給:ザジフィルムズ
© Wolfgang Ennenbach / One Two Films

