平成仮面ライダー史に名を刻む名作「仮面ライダーアギト」が、仮面ライダー生誕55周年記念作として新たな物語を紡ぐ。タイトルから「仮面ライダー」を外し、既存の枠にとらわれない新機軸として描かれる本作『アギトー超能力戦争ー』は、大人の観客に向けた濃密なドラマ性と、迫力ある超能力アクションを融合させた意欲作だ。

舞台は、人々が次々と“超能力”に目覚め始めた世界。力を得た者たちは、その能力を正義にも悪にも用い、社会は急速に混沌へと傾いていく。そんな状況の中で物語の中心に据えられるのは、特殊な力を一切持たない警察官・氷川誠。演じるのは、TVシリーズで同役を務め俳優デビューを果たした要潤だ。
氷川は、超能力も変身能力も持たない。あるのは、生身の身体と強化装備、そして誰よりも真っ直ぐに正義を信じる意志だけだ。力を持つ者が暴走し、“進化”が暴力へと転じていく世界において、力なき者はいかにして立ち向かうのか。本作は、その問いを真正面から描き出す。
物語は、相反する死因が刻まれた不可解な遺体の発見から動き出す。半凍死、半焼死という常識を超えた“不可能犯罪”を前に、警視庁未確認生命体対策特殊武装班・Gユニットが動き出すが、最前線に立つべき氷川の姿はそこにない。「一番必要なのは……氷川誠。」という言葉とともに、運命の歯車が静かに回り始める。
また、津上翔一/仮面ライダーアギト役の賀集利樹をはじめ、TVシリーズのオリジナルキャストが再集結している点も大きな見どころだ。彼らの存在は、過去作へのオマージュにとどまらず、25年の時を経た今だからこそ描ける“その後”の物語に深みを与えている。
解禁されたティザービジュアルには、「人類覚醒」というコピーとともに、半壊した仮面ライダーギルスの頭部が印象的に配置されている。超能力に目覚めた世界で、この象徴的なビジュアルが何を意味するのか。仮面ライダー生誕55周年にふさわしい、壮大なテーマと謎を強く予感させる。
力を持つ者の暴走と、力なき者の覚悟。人類の“進化”と“信念”が激しくぶつかり合う物語は、仮面ライダーという存在が問い続けてきた「変身」とは何か、という本質にも迫っていく。シリーズファンはもちろん、初めて触れる観客にも強烈な印象を残す一作となりそうだ。
【キャスト&スタッフ コメント】
■要潤(かなめ じゅん) 氷川誠役
仮⾯ライダー55周年、そしてアギト25周年という節⽬の年に、25年ぶりに主演として再びこの世界に戻って来られたことを、⼼から嬉しく、光栄に思います。アギトは⾃分にとって俳優⼈⽣の原点であり、挑戦と成⻑の始まりでした。時を重ねた今だからこそ表現できる想いと、当時の熱を胸に、作品に向き合いました。⻑年応援してくださった皆さん、そしてこの奇跡の機会をつくってくださった全ての⽅々に感謝を込めて、この映画を届けたいと思います。
■賀集利樹(かしゅう としき) 津上翔⼀役
「仮⾯ライダー⽣誕55周年」という⼤切な冠をアギトが担うこと、⼀⼈の表現者として感慨深く、再び「アギト」として帰って来られたことを⼼から光栄に思います。新作決定を聞いた時は驚きましたが、井上先⽣の脚本を読み、撮影現場で当時の仲間たちと再会した瞬間、⼀気に津上翔⼀が⽬覚めました。4⽉29⽇、『アギト−超能⼒戦争−』劇場で会いましょう。
■⽩倉伸⼀郎(しらくら しんいちろう)プロデューサー
仮⾯ライダーの「変⾝」とは何か?⾁体が変化するのか、はたまた仮⾯やスーツを装着しているのか?55年間、いまだ答えはない。でも、曖昧だからこそライダーなのだ。仮⾯ライダーとは、⼈間と怪⼈という揺らぐ境界線を踏み越える⼈のことなのだから。要潤さん演じる氷川誠は、変⾝しない。特殊能⼒もない。⽣⾝の体に強化服を装着するだけ。それでも彼は、強い意志で境界を超えていく。55周年。ライダーでしか描けない「変⾝」の物語をお届けしたい。
■作品情報
タイトル:『アギトー超能力戦争ー』
公開日:2026年4月29日(水・祝)全国公開
原作:石ノ森章太郎
監督:田﨑竜太
脚本:井上敏樹
音楽:佐橋俊彦
出演:要潤、賀集利樹 ほか
配給:東映
制作年:2026年
上映時間:97分
映倫区分:PG-12
©2026「劇場版アギト」製作委員会
©石森プロ・東映

