韓流の原点が4Kで蘇る!“究極の冬ソナ”が日本のスクリーンへ

2002年に韓国KBSで放送され、日本では2004年のNHK地上波放送をきっかけに社会現象を巻き起こした名作ドラマ「冬のソナタ」。日本における韓流ブームの原点とも言えるこの作品が、誕生から20年以上の時を経て、『映画 冬のソナタ 日本特別版』として劇場公開されることが決定した。

本作は、ドラマ版を手がけたユン・ソクホ監督と制作会社PAN ENTERTAINMENTが再集結し、「日本の視聴者への感謝」という想いのもと、日本公開のためだけに新たに構築された劇場版。全編が4Kリマスターされ、さらに楽曲も映画用に再編曲。世界で初めてスクリーンにお披露目される“日本特別版”となる。

物語の中心となるのは、高校時代に互いの初恋として心を通わせたチュンサンとユジンの切なくも美しい愛の記憶。事故によって命を落としたはずのチュンサン、そして10年後、インテリア会社を経営するユジンの前に現れる、彼と瓜二つの男性ミニョン――。運命に翻弄されながらも惹かれ合う二人の関係が、“純愛”という一点に凝縮されて描かれる。

主人公チュンサン/ミニョンを演じるのは、当時“ヨン様”ブームを巻き起こした ペ・ヨンジュン。ヒロイン・ユジン役には チェ・ジウ が名を連ねる。二人の存在感と繊細な感情表現が、大画面であらためて観ることで、より深い余韻を残す。

誰もが口ずさんだテーマ曲「最初から今まで」や「My Memory」も、本作では映画館の音響環境に合わせて再構築。とりわけ終盤に流れる「My Memory」のオーケストラバージョンは、映像と音楽が一体となり、観る者の感情を大きく揺さぶる。

テレビ放送では決して味わえなかった、澄んだ冬の光景を映し出す大画面と、劇場を包み込む音楽。そして誰かと同じ空間で涙を共有するという映画体験――。本作は、懐かしさを超えた“新しい冬ソナ”として、日本のスクリーンに帰ってくる。

■作品情報
タイトル:『映画 冬のソナタ 日本特別版』
公開日:2026年3月6日(金)新宿ピカデリー他 全国ロードショー
監督:ユン・ソクホ
音楽:イ・ジス
出演:ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ
製作:PAN ENTERTAINMENT
配給:ギャガ
上映時間:128分
仕様:2025年/韓国映画/カラー/ビスタ/5.1chデジタル

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