“Are you gay?”と問われた1988年の衝撃映像も『ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇』予告編解禁

世界的ポップスターとして絶大な人気を誇りながら、その背後に深い葛藤と孤独を抱えていたジョージ・マイケル。その人生を多角的に描くドキュメンタリー映画『ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇』が、12月26日(金)より全国順次公開される。このたび、予告編と場面写真13点に加え、映画批評家・児玉美月による推薦コメントが解禁された。

1981年、18歳でアンドリュー・リッジリーと結成したワム!として「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」「ケアレス・ウィスパー」「ラスト・クリスマス」など数々のヒットを連発。ソロに転向後はアルバム『フェイス』でグラミー賞を受賞し、世界的アイコンとしてスターダムを駆け上がったジョージ・マイケル。

一方で、名声の裏には、セクシュアリティの葛藤、恋愛、薬物依存、レーベルとの裁判、メディアからの執拗な追跡など、誰にも語られなかった孤独と葛藤が存在していた。本作ではそれらの人生を、貴重な未公開映像や関係者40名以上のインタビューを通じて時系列で追っていく。

今回解禁された予告編では、オーストラリアのTV番組「60Minutes」における1988年のインタビュー映像を収録。インタビュアーがニヤつきながら“Are you gay?”と問いかけ、ジョージが戸惑う姿が映し出される。当時、彼のセクシュアリティはメディアによる“暴く対象”となっており、その不当な扱いが生々しく残る重要なアーカイブだ。

監督はワム!の元マネジャーであり、オープンリーゲイのサイモン・ネイピア=ベル。本作は音楽ドキュメンタリーであると同時に、LGBTQ+の歴史を記録する貴重な作品とも言える。

【児玉美月(映画批評家) 推薦コメント】
「ゲイであることを容易にはカミングアウトできなかった時代を生きた世界的アーティストの苦悩に迫るドキュメンタリー。彼がどのように自身のセクシュアリティを社会的アイデンティティとして引き受けていったかを後世に伝える作品であり、彼の名曲たちはこの映画を観た後、きっと違った響きを帯びるだろう。」

▼予告編

■作品情報
タイトル: ジョージ・マイケル 栄光の輝きと心の闇
監督: サイモン・ネイピア=ベル
出演: ジョージ・マイケル(アーカイブ)、アンドリュー・リッジリー、スティーヴィー・ワンダー、スティーヴン・フライ ほか
2023年 / イギリス / 94分 / カラー / 英語 / 原題:“George Michael: Portrait of an Artist”
字幕監修:山本さゆり
配給:NEGA
12月26日(金)より全国順次公開

■作品概要
ワム!としてのデビューから鮮烈な成功、セクシュアリティへの葛藤を歌った「ディファレント・コーナー」、ワム!解散、グラミー賞受賞、そして名声の裏で抱え続けたジレンマ。1991年に出会った恋人アンセルモ・フェレッパとの幸せと別離、レコード会社との裁判闘争、メディア王マードックとの対立、そして2011年の生死をさまよう病など、栄光と影を背負った人生を深く掘り下げる。

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