全編にわたり“音=即死”という禁断のルールが支配する最新ホラー『ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)』が、2026年1月2日(金)より公開される。本作は、『サプライズ』『ザ・ゲスト』の脚本家サイモン・バレットと、全米No1スタジオによる強力タッグが放つ“クワイエット・サバイバル・ホラー”。SXSW正式出品、シッチェス映画祭作品賞ノミネートなど、世界の映画祭を席巻した話題作だ。

主演は『レディ・オア・ノット』などで注目を集めるサマラ・ウィーヴィング。今回は“全編セリフなし”という極限の演技に挑み、息遣いと肉体表現のみで恐怖と覚醒を描き切る。海外では「キャリア最高のパフォーマンス」と称賛されている。
舞台となるのは、森の奥深くに存在する外界から隔絶された“声を禁じられた村”。そこでは信仰を名目に、住民たちの声帯を切り裂き、生贄を捧げるという血塗られた“掟”が絶対的に君臨している。生贄に選ばれた少女・アズラエルは、恐怖に満ちた静寂の中で逃亡を開始。しかし、村人による執拗な追跡だけでなく、森の奥で血と音に反応して姿を現す“何か”が、彼女を容赦なく追い詰める。“音を発した瞬間に死が訪れる”。ただひたすらに呼吸を殺し、身体を潜め、極限の状況で生き延びようとするアズラエル。やがて彼女は、村の“掟”に隠された真の目的に迫っていく──。
解禁されたキービジュアルでは、巨大な刃物、逆さに吊るされたアズラエル、血に染まった“掟の紙片”が象徴的に配置され、“声が禁じられた村”という異様な共同体の空気感を鮮烈に提示。漆黒の色調と鋭い光のコントラストが、逃げ場のない恐怖の世界を視覚的に描き出す。
90秒予告編は、村を支配する掟、生贄の儀式、アズラエルのドラマに踏み込む物語性重視の構成。「生き延びた先は、生か、生贄か。」のナレーションが作品の核心を強く印象づける。静寂が鮮血へ転じる瞬間を、劇場で体感したくなる仕上がりだ。
▼90秒予告編

■作品情報
タイトル: 『ヴィレッジ 声帯切村(コエキリムラ)』
原題: AZRAEL
公開日: 2026年1月2日(金)
監督: E・L・カッツ
脚本: サイモン・バレット
出演: サマラ・ウィーヴィング、ヴィク・カルメン・ソンネ、ネイサン・スチュワート=ジャレット、カタリナ・ウント、エーロ・ミロノフ
2024年/アメリカ・エストニア/英語/86分/カラー/シネマスコープ/5.1ch
日本語字幕: 佐々宮瑞月
映倫区分: R-15(映倫No:60892)
配給: AMGエンタテインメント
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