宇賀那健一監督と台湾ホラー『呪詛』チームがタッグを組んだ最新ホラー映画『ザ・カース』の公開日が2026年1月16日（金）に決定。併せて予告編とメインビジュアル、そして新場面写真6点が解禁された。

本作は、SNSを介して日本と台湾の間で“紙人形の呪い”が拡散するという、デジタルとアナログの境界を越えるトラウマ系ホラー。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ナイトメアズ映画祭、ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭など、世界のファンタスティック系映画祭でも高い評価を獲得している。

解禁された予告編では、主人公・璃子が台湾の友人のSNSに写り込んだ《赤い服の女》の存在に違和感を覚えるところから始まり、紙人形を木槌で叩く不気味な動画、次々と届くメッセージ、そして不可解な死へとつながる一連の“呪いの連鎖”がテンポよく描かれる。

台湾の元恋人・家豪が語る「呪いを信じる文化」と、SNSを介した悪意の伝染を軸に、恐怖が国境を超えて襲いかかる構図が鮮烈な印象を残す。

メインビジュアルには、闇の中に浮かび上がる《赤い服の女》の気配と、怯える主人公の表情が重なるように配置され、物語の核心である“呪いの伝染”を象徴するデザインに仕上がっている。「SNSで『呪い』は伝染する」というキャッチコピーが示す通り、現代的でありながら古典的な恐怖を融合したヴィジュアルが強烈な印象を残す。

▼予告編

■作品情報
タイトル：『ザ・カース』
公開： 2026年1月16日（金） 新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本： 宇賀那健一
出演： 海津雪乃、YU、邵奕玫、詩歩、林思廷、范瑞君、艾瑪、喜矢武豊、大谷主水、大関れいか、野村宏伸、本宮泰風

© 『ザ・カース』製作委員会